書籍詳細:刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義

刑事司法における薬物依存治療プログラムの意義 「回復」をめぐる権利と義務

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,950円(本体価格 4,500円)
在庫あり
発刊年月
2015.03(中旬刊)
ISBN
978-4-535-52079-0
判型
A5判上製
ページ数
220ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

今後日本が採るべき薬物政策はいかにあるべきか。日本とアメリカの政策を比較検討し、回復者自身の権利として国家から治療的な薬物治療プログラム政策を展望、提起する。

目次

はじめに



第1章 日本における薬物政策

一 はじめに――問題の所在

ニ 日本の薬物問題の概要

三 刑事司法システムにおける薬物事犯処遇

四 近年における治療的薬物政策

五 薬物依存者に対する処遇理念の変化

六 民間団体が刑事司法手続きに関与する理由

七 考察と小括――日本の薬物政策の問題点



第2章 アメリカ合衆国の薬物政策

一 はじめに――問題の所在

ニ 国際的動向のなかの薬物問題

三 アメリカの薬物政策とその帰結――the National Drug Control Strategyの薬物政策

四 薬物事犯者

五 厳罰政策下の回復者支援団体の誕生と発展

六 小括



第3章 ドラッグ・コート・ムーヴメント

一 はじめに――問題の所在

ニ ドラッグ・コート

三 ドラッグ・コート・ムーヴメントの登場

四 問題解決型裁判所

五 治療的法学とドラッグ・コート・ムーヴメント

六 小括



第4章 刑事司法手続きにおける処遇と同意

一 はじめに――問題の所在

ニ 処遇モデル論とドラッグ・コート型処遇

三 刑事司法手続きにおける処遇

四 刑事司法手続きにおける同意

五 強制による薬物治療プログラム

六 小括



第5章 処遇主体と同意性――ドラッグ・コート型処遇モデルの諸問題

一 はじめに

ニ 処遇主体としての司法、医療と「本人を中心とした多機関連携」

三 ネット・ワイドニング論

四 刑事司法化する福祉と福祉化する刑事司法――刑の一部執行猶予

五 小括



第6章 結論――刑事司法手続段階における薬物依存者の処遇

一 ここまでの考察

ニ 日本における近年の法改正と薬物政策の転換

三 同意を元にした薬物政策の問題点

四 薬物治療プログラムの提案