書籍詳細:国際援助システムとアフリカ

国際援助システムとアフリカ ポスト冷戦期「貧困削減レジーム」を考える

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,940円(本体価格 5,500円)
在庫僅少
発刊年月
2014.11(上旬刊)
ISBN
978-4-535-55801-4
判型
A5判上製
ページ数
360ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

開発目標の達成が不十分なのは、取り組みが徹底されていないからか、方向自体に問題があるからか。データと事例の両面から迫る。

目次

序章 本書の視座

1.本書の課題設定と分析の枠組み

2.既存研究の課題と本研究の独自性

3.本書の構成と研究方法



第1章 「貧困削減レジーム」の形成を通じた「国際援助システム」の変容

1.はじめに

2.冷戦終結後における「貧困削減レジーム」の形成

3.小括



第2章 「貧困削減レジーム」の実態

1.はじめに

2.国際開発援助体制・レジームの実効性をめぐる先行研究

3.「貧困削減レジーム」の維持メカニズム: ソフトロー、ピアレビュー、ピアプレッシャー

4.「貧困削減レジーム」の主要ドナーによる制度化

5.「貧困削減レジーム」の受容

6.「オペレーショナルレベル」でのドナーの取り組み状況の差異

7.  小括



第3章 「プロジェクトの氾濫」と援助の有効性-経済成長、乳幼児死亡率、初等教育修了率

1.はじめに

2.先行研究と問題点

3.「プロジェクトの氾濫」指数と実証分析の方法 (変数・データ・基本モデル)

4.推定結果

5.小括



第4章 「貧困削減レジーム」の象徴的な援助形態としての一般財政支援の効果と限界

1.はじめに

2.先行研究

3.モデル分析

4.データ

5.推計結果

6.小括



第5章 タンザニアにおける「貧困削減レジーム」と国際援助システムの変容

1.はじめに

2.先行研究と論点

3.タンザニアを分析対象とする理由

4.「プロジェクトの氾濫」と「貧困削減レジーム」の形成

5.タンザニアにおける一般財政支援の影響力の背景

6.「貧困削減レジーム」形成の主導的アクター

7.援助システムの変容と政府・ドナーグループ内アクター間関係の変容

8.小括



第6章 「貧困削減レジーム」における政府・ドナーのインターフェイスを通じたタンザニアの援助行政の実態

1.はじめに

2.分析の視点とその方法

3.一般財政支援ドナーの行動

4.タンザニア財務省と地方政府の行動

5.小括



第7章 タンザニアにおける援助行政の実態

1.はじめに

2.中国の対タンザニア援助と「貧困削減レジーム」

3.タンザニア政府の一般財政支援の見方

4.タンザニア政府の自らのイニシアティブによる開発へ

5.国家計画作成組織の変遷

6.小括



結章 本書の意義と展望

1.本研究の貢献と課題

2.含意

3.新たな開発援助に向けて



補遺(Appendix)

1.タンザニアにおける「貧困削減レジーム」を伴った開発成果

2.タンザニアにおける一般財政支援ドナーの一般財政支援供与のタイミングとプロジェクト件数の動き

3.タンザニアにおける中央からの資金移転の地方政府予算執行率に与える影響: プールドOLSと固定効果モデルによる推定結果

4.タンザニアにおける中央からの資金移転の地方政府予算執行率に与える影響: Difference GMMによる推定結果



インタビュー先リスト



参考文献

書評掲載案内

■第19回 国際開発研究大来賞 受賞(2015.10.15)