書籍詳細:新・司法書士始末記

新・司法書士始末記

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
在庫なし
発刊年月
2014.09(上旬刊)
ISBN
978-4-535-52053-0
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

登記、離婚相談、裁判、渉外事件など、司法書士が手がけた事件を物語で紹介し、市民に身近な法律家のリアルな姿を描き出す。

目次

はしがき



不動産登記

高額取引の重大間違いはなぜ…――競売と抵当権設定の連件登記……小西伸男

たかが名変、されど名変――大型店舗用地の取得にまつわる苦労話……赤土正貴

裁判実務に「技あり!」――民訴法上の特別代理人選任申立て体験記……下村 隆

フランスの投資からの撤退――不動産取引への法的助言……鈴木正道



商業法人・特殊担保登記

私が社長になった事情――孤独死による身元不明事件……奥西史郎

未知なる登記依頼――投資事業有限責任組合(LPS)の変更登記……市岡安治

登記は嘘をつかない――債権譲渡担保・動産譲渡担保の落とし穴……初瀬智彦



訴訟

届かない訴状――消えた被告を探し続けて……谷 嘉浩

下町の離婚相談――居座り夫と厚顔な夫……山口愛子

過払請求の光と影――多重債務問題解決への貢献と若干の反省……野口雅人



相続・後見

孤立化した人生と取り残された遺産――それぞれの相続始末……菱田徳太郎

姉は日本人、それとも中国人?――残留孤児との遺産分割協議……大和田 亮

忘れられた不動産――不在者財産管理人選任による遺産分割協議……鯨井康男

親の年金を使ったら虐待!?――高齢者虐待と成年後見の首長申立の活用……田代政和

赤ちゃんを産みたい――財産管理にとどまらない未成年後見業務……塚田厚子



社会問題・司法制度

挨拶を交わせる関係へ――司法書士ADRによる紛争解決とは……芝 知美

消費者被害をなくすために――いま司法書士としてできること……安河内 肇

インハウスローヤーとして生きる――司法書士と企業法務……堀江泰夫

パーソナル・サポートの時代を生きる――依頼者に寄り添う……稲村 厚

自死に向き合う――かいま見た青年の生と死……斎藤幸光

今日から事務所は警戒区域――被災しても司法書士業務は止まらない……菅波佳子



あとがき