書籍詳細:理論刑法学入門

理論刑法学入門 刑法理論の味わい方

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,564円(本体価格 3,300円)
在庫あり
発刊年月
2014.05(中旬刊)
ISBN
978-4-535-52031-8
判型
A5判
ページ数
360ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

刑法学上の重要論点を気鋭の研究者が大胆に分析し、驚きと発見の中から理論刑法学の姿を鮮やかに描き出す。

目次

はしがき

凡例



第1講 過失犯

1 過失の2つの問い方――「危険の現実化」か「原因において自由な行為」か

2 過失行為のとらえ方



第2講 不作為犯

1 不作為犯の結果回避可能性――「危険の現実化」か「負担要求可能性」か

2 不作為における可能性



第3講 緊急行為

1 正当防衛における負担要求可能性――侵害回避義務と退避義務

2 刑法の体系性と過剰防衛



第4講 責任能力

1 アリス(alis)とアリック(alic)

2 医療観察法から見る刑法理論



第5講 裏返しの犯罪論

1 「真意説」の真意を問う――「被害者の同意」のオセロ的理解から帰属的理解へ

2 中止犯――2つの裏返し、2つの考察法



第6講 主観的要素

1 故意はどこまで客観化されるべきか

2 犯罪論における計画――ブラットマンと開けるブラックボックス



第7講 複数行為の競合

1 遡及禁止と間接正犯

2 過失競合における主体の問題



第8講 共犯論

1 意思連絡について

2 共謀による義務付けと共謀の射程



第9講 罪刑法定主義

1 刑法と憲法における『不明確性』の主張

2 行動準則としての刑法と罪刑法定主義



第10講 刑事判例と刑事立法

1 判例に関する2つの原理と「判例への適合性」

2 フィクションとの比較法――刑事法学はSFの夢を見るか?



第11講 行為無価値論と結果無価値論

1 行為無価値論と結果無価値論の対立はどこまで続くか

2 論争の終わらせ方――論点整理メモとして



あとがき

事項索引