書籍詳細:現代の郵政事業

現代の郵政事業

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  • 松原 聡
  • 紙の書籍
定価:税込 1,540円(本体価格 1,400円)
在庫なし
発刊年月
1996.02
旧ISBN
4-535-55043-3
ISBN
978-4-535-55043-8
判型
四六判
ページ数
256ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

郵政公社は発足したが、郵便貯金の残高が200兆円を突破し、民業圧迫の批判が高まっている。経済の効率性と国民生活の利便性を考えたとき、郵政事業はどうあるべきか。成熟社会における公企業論の観点から提言する。

目次

第1章 転換期の日本社会
1 成熟化する経済
2 成熟化する社会
3 情報化と国際化
第2章 成熟社会の公企業
1 公共性とは何か
2 公企業とは何か
3 行政改革と公企業
4 公企業改革の国際的動向
第3章 公企業としての郵政事業
1 郵政事業の沿革と役割
2 郵便事業の現状
 郵便物数と利用構造
 特別会計としての郵政事業
 郵便商品・サービス戦略
 グローバリゼーションと郵便事業
3 郵政事業の現状
 郵貯事業の特性と規模
 郵政資金の運用
 郵貯経営の現状
 金融の自由化と郵貯
 郵貯の社会的役割
4 簡保事業の現状
 簡保事業の特性と規模
 簡保資金の運用
 簡保経営の現状
 金融の自由化と簡保
 簡保の社会的役割
5 世界の郵政事業
 欧米の郵政事業
 韓国の郵政事業
 シンガポールの郵政事業
第4章 転換期の郵政事業
1 郵政事業をめぐる改革論議
2 郵政事業の経営形態
むすびにかえて