書籍詳細:対人サービス職のための精神保健入門

対人サービス職のための精神保健入門

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫僅少
発刊年月
2013.09(上旬刊)
ISBN
978-4-535-98380-9
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3047
ジャンル

内容紹介

経済不況など社会構造の問題が個人に結晶するという認識から、健康な暮らし方をリフレーミングするための処方箋を提示する。

目次

序 章 現代社会を生きるために

  1 なぜ精神保健学はつまらないか

  2 サラリーマンには難しい精神保健?

  3 大転換

  4 メンタルヘルスと心のすこやかさの間にある違和

  5 基本スタンスとしてのメンタルヘルス・リテラシー

  6 リスクマネジメントとしてのメンタルヘルス・リテラシー



■第・部 ワークライフとメンタルヘルスリテラシー

第1章 誰も避けることができない社会的困難の進行

  1 窮屈な社会

  2 労働と生活ストレス

第2章 生活時間縮小の影響を受ける生活習慣リズム

  1 環境の中で「自己」を構成する生体機構

  2 安定維持メカニズムとしてのホメオスターシス

  3 睡眠と生活習慣

  4 生活時間縮小がもたらす生活習慣破壊とその影響

第3章 精神栄養学

  1 食育という考え方

  2 認知発達促進の場としての食事の意義

  3 健康な生活習慣をつくる食事を科学する

第4章 ストレスコーピングが生活習慣を歪める姿

  1 社会的な困難を意識する鍵概念としてのストレス

  2 無自覚なストレス解消とストレスマネジメント

第5章 生活習慣や問題行動のマネジメント

  1 セルフマネジメントの対象とすべき無意識行動

  2 ストレスマネジメントとしてのストレスコーピングマネジメントから

  3 慢性疲労としての疲弊



■第・部 うつの時代

第1章 ストレスが生活を歪める姿としてのうつ状態

  1 うつはまず身体に症状が出る病気

  2 内因性うつ病概念の制止とうつ状態の低下の違い

第2章 疲労と不調として始まるうつ

  1 急増した不安と消耗による大うつ病性障害

  2 過剰適応から対人負担へと変わるうつの姿

  3 現代病としてのうつ

第3章 うつに対する適切な理解

  1 なぜ、うつについての知識をもったほうがいいのか

  2 うつ状態を知る

第4章 うつと社会的現象の関係

  1 自殺と自殺予防対策

  2 死のトライアングル―自殺とうつとアルコール依存

  3 うつが家庭養育に及ぼす影響



■第・部 孤立・燃えつきは無自覚な行動変化の結果

第1章 バーンアウト(燃えつき症候群)と働き方

  1 労働の課題としてのバーンアウト

  2 バーンアウト、あるいはもう1つのうつ

  3 職場が生み出す不適応がバーンアウト

第2章 労働の価値観とバーンアウト

  1 バーンアウトの心理学

  2 バーンアウト予防としての自己効力感

第3章 バーンアウトした職場への介入と治療

  1 介入と評価

  2 変貌する燃えつきという日常語



■第・部 家庭と社会

第1章 家庭のもつ機能を再考する

  1 会社と従業員の関係

  2 生活満足感という視点から家庭を見る

  3 家庭機能の困難

第2章 なぜ家族を「語る」ことから始めるのか

  1 家庭の基本機能としての語りの場とその喪失

  2 語り合う時間を喪う代償が養育や夫婦の変質

  3 語り合う言葉を失った姿

  4 最後に