書籍詳細:最低賃金改革

最低賃金改革 日本の働き方をいかに変えるか

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,104円(本体価格 3,800円)
在庫僅少
発刊年月
2013.07
ISBN
978-4-535-55700-0
判型
A5判
ページ数
208ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

最低賃金は未熟練労働者、特に最低賃金水準の労働者の雇用に対してどのような影響を与えるか? 最低賃金政策の理論・実証研究。

目次

第1章 最低賃金の労働市場・経済への影響:諸外国の研究から得られる鳥瞰

    図的な視点(鶴 光太郎)




1 イントロダクション

2 最低賃金の影響を分析する際の理論的フレーム・ワーク

3 最低賃金の雇用への影響:アメリカを中心とした欧米諸国のケース

4 最低賃金の雇用以外への影響

5 最低賃金制度の国際比較

6 最低賃金制度を再導入したイギリスの経験

7 最低賃金の雇用への影響:日本のケース

8 日本への政策的インプリケーション

9 まとめ

コラム:北欧における最低賃金の雇用への影響



第2章 最低賃金と若年雇用:2007年最低賃金法改正の影響

    (川口大司・森 悠子)




1 はじめに

2 最低賃金法の改正と最低賃金の引き上げ

3 データ

4 最低賃金の賃金への影響

5 最低賃金と雇用

6 結論



第3章 最低賃金が企業の資源配分の効率性に与える影響

    (奥平寛子・滝澤美帆・大竹文雄・鶴 光太郎)




1 はじめに

2 仮説

3 推定方法

4 用いるデータ

5 推定結果:最低賃金の影響

6 まとめと政策インプリケーション



第4章 最低賃金と地域間格差:実質賃金と企業収益の分析(森川正之)



1 はじめに

2 実質最低賃金の地域間格差

3 最低賃金と企業収益

4 結論



第5章 最低賃金と労働者の「やる気」:経済実験によるアプローチ

    (森 知晴)




1 はじめに

2 労働経済学と行動・実験経済学

3 先行研究

4 実験デザインと手順

5 理論モデル

6 結果

7 まとめ



第6章 最低賃金の決定過程と生活保護基準の検証(玉田桂子・森 知晴)



1 はじめに

2 最低賃金制度の歴史

3 目安額の決定要因

4 引き上げ額の決定要因についての分析

5 生活保護基準の決まり方

6 ディスカッション及び政策的インプリケーション

7 まとめ



第7章 最低賃金と貧困対策(大竹文雄)



1 はじめに

2 競争的な労働市場における最低賃金制度の効果

3 労働市場が買い手独占の状況の場合

4 最低賃金の労働市場への影響についての実証分析

5 日本における実証研究

6 貧困対策

7 おわりに

書評掲載案内

■2013年9月1日付『日本経済新聞』読書面