書籍詳細:産業組織の経済学(第2版)

産業組織の経済学(第2版) 基礎と応用

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,240円(本体価格 3,000円)
在庫僅少
発刊年月
2013.01
ISBN
978-4-535-55667-6
判型
A5判
ページ数
324ページ
Cコード
C3033
ジャンル
難易度
テキスト:中級

内容紹介

著しい発展を遂げている分野である産業組織論の好評テキスト、待望の改訂版。ミクロ経済学の道具を産業分析にどう応用するのか。

目次

第1章 産業分析の基本概念

1.コストとその決定要因

2.需要、競争そして経済厚生

3.市場構造、企業行動そして市場の成果



第2章 企業の機能と構造

1.企業とは

2.企業の利潤と企業資産

3.企業の利潤最大化行動

4.企業の範囲と規模の決定要因

補論 インセンティブ契約の理論



第3章 独占企業の行動とその経済的帰結

1.独占の生じる環境

2.独占企業の行動

3.独占の非効率性

4.価格差別

5.買い手独占

6.品質の選択

7.反独占政策

補論 独占企業による複数の品質の選択



第4章 垂直統合と垂直的制限

1.垂直統合の決定要因

2.垂直的制限

3.二重限界性と垂直的な外部性

補論 垂直的な取引における交渉力と不完備契約の投資への影響



第5章 競争の形態とその経済効果──価格競争と数量競争

1.数量競争:クールノー・ナッシュ均衡と戦略的代替性

2.2段階の数量競争:シュタッケルベルグ・モデルと部分ゲーム完全均衡

3.クレディブル・コミットメント

4.価格競争と戦略的補完性

5.市場集中度の指標と合併ガイドライン

補論1 水平的製品差別化モデル

補論2 市場集中度と利潤率の理論的関係



第6章 参入の経済効果

1.参入の経済効果

2.過剰な参入があるか

3.自然独占とコンテスタブルな市場

4.独占的競争と製品の多様性

補論 クールノー競争における参入の効果



第7章 カルテル、合併・買収及び事業提携

1.カルテルの種類と経済的影響

2.カルテルの限界

3.カルテルの維持可能性 ── トリガー戦略からの分析

4.カルテルの規制と事業提携

5.合併・買収の効率性

補論 アウトサイダーのカルテルへの影響



第8章 情報の非対称性と企業行動

1.品質についての情報の非対称性の影響:逆選択とモラルハザード

2.企業の戦略:シグナリング、ブランド名の確立及びスクリーニング

3.価格に関する情報の非対称性の影響:企業の市場支配力

4.広告と情報

5.企業の広告支出の決定要因

6.広告と経済厚生

7.政府の規制(情報開示、製造物責任、品質認定)



第9章 企業の戦略的行動

1.戦略的な行動とその類型

2.参入阻止とクレディブル・コミットメント

3.略奪価格

4.ライバルのコストを引き上げる戦略

5.企業の戦略的な行動と政府の対応

補論 排他的契約による参入阻止



第10章 技術進歩と研究開発競争

1.技術進歩と研究開発

2.技術の利用と研究開発へのインセンティブ

3.技術機会、研究開発と市場構造

4.研究開発と経済厚生

5.産業のライフサイクルとイノベーション



第11章 知的財産制度、共同研究開発とネットワーク外部性

1.知的財産制度と技術革新

2.技術のライセンス

3.共同研究開発

4.ネットワーク外部性と企業間競争



第12章 貿易と直接投資

1.国境と経済活動

2.貿易の原因と影響

3.貿易政策

4.直接投資の原因

5.直接投資の影響と政策



第13章 規制とその改革

1.自然独占規制の目的

2.自然独占の価格規制の理論

3.規制の実態と評価

4.規制の緩和と改革

補論 情報の非対称性の下での最適な価格規制