書籍詳細:弁護士実務研究

弁護士実務研究 藤井伊久雄弁護士還暦記念論集

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  • 弁護士実務研究会
  • 紙の書籍
定価:税込 6,270円(本体価格 5,700円)
在庫なし
発刊年月
2012.12
ISBN
978-4-535-51921-3
判型
A5判
ページ数
300ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

紛争の形態・性質の多様化をふまえ、弁護士実務をめぐる経験とスキルを後輩弁護士に継承すべく編まれた得難い論集。

目次

第I部 公法・刑事関係

第1章 犯罪捜査権限の不行使と国家賠償請求

    ──犯罪被害者は捜査の懈怠を理由に国家賠償を受けうるか/中川勘太

第2章 経営上の権益は2項強盗の財産上の利益か

    ──いわゆる2項犯罪における財産上の利益について/河端 亨

第3章 摂食障害患者の万引きに対する刑事処分をめぐる一考察/明石葉子



第II部 民事関係

第4章 「宗教関連判例の動向」について/橋口 玲

第5章 墓地使用権の法的性質/芳田栄二

第6章 導管袋地における下水管敷設権/寺岡良祐

第7章 大学における課外活動中の事故と大学の損害賠償責任/高尾慎一郎

第8章 原発事故による財物喪失に対する慰謝料/亀井真紀

第9章 職場の「いじめ」「嫌がらせ」──パワーハラスメント/中山稔規

第10章 症状固定後の治療費──健康保険の観点から/藤井伊久雄

第11章 クレジット利用の特定継続的役務提供契約の中途解約時の清算/鈴木尉久



第III部 制度論

第12章 企業不祥事防止のための法制度の見直しについて/小林章博

第13章 兵庫県明石市における弁護士採用・活用の取り組み/泉 房穂



第IV部 特別寄稿

第14章 ある銀行破産事件/田川和幸

第15章 「弁護士の品位を失うべき『非行』」についての覚書/滝井繁男