書籍詳細:自殺問題と法的支援

自殺問題と法的支援 法律家による支援と連携のこれから

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,024円(本体価格 2,800円)
在庫僅少
発刊年月
2012.10
ISBN
978-4-535-51909-1
判型
A5判
ページ数
288ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

自殺問題とはどのようなもので、法律実務家には何が出来るのか。「連携」をキーワードに自殺問題への支援の方法を説く解説書。

目次

第1章 わが国の自殺の実相と予防のための基礎知識

     ――精神科医の立場から……高橋祥友

1 はじめに

2 自殺のリスク評価

3 自殺に追いつめられる心理

4 症例

5 対応の原則

6 治療の原則

7 自殺しないという約束

8 治療者に望まれる態度

9 ポストベンション:自殺が起きた後の対応

10 まとめ



第2章 自殺問題と法律家の接点……生越照幸

1 社会的要因と自殺

2 自殺問題に対する法的支援にあたって

3 自殺段階別に合わせた法的支援と連携

4 継続的に自殺問題に取り組むために──免責性の認識と中腰力



第3章 連携からみる自殺対策……土井浩之

1 支援に際しての視点

2 連携の実際

3 自死問題とコミュニティ



第4章 座談会 連携の現場から

     ……天笠崇・藤藪庸一・弘中隆之・土井浩之・太田晃弘・和泉貴士・生越照幸

1 医師と法律家の連携

2 法律家からNPOへ

3 医師、NPOから法律家へ

4 NPOから医師へ

5 司法ソーシャルワークに学ぶ

6 コミュニティの回復と活用

7 まとめ



第5章 新しいつながりが、新しい解決力を生む……清水康之

1 はじめに

2 専門の壁を超えた支援

3 「面」的対策の実践

4 生き心地のよい社会



第6章 事例集

Case1 法的手続がストレスを生む

Case2 自死遺族へのトータルな法的サポートの必要性

Case3 たらい回しの相談者

Case4 自殺賃貸の事例

Case5 うつ病による休職

Case6 熟慮期間についてアドバイスを受けていない事例

Case7 相談会から受任し、医師につないだ事例

Case8 弁護士が自殺高リスク者に介入した事例

Case9 双極性障害の被疑者の入院と入院後の医師との連携の事例

Case10 薬物惹起性うつ病による自殺

Case11 いじめによる子どもの自死と法的責任



Column

弁護士との連携に関する雑感――精神科医のつぶやき……宮田雄吾

司法福祉的支援による自殺予防の可能性……松本俊彦