書籍詳細:人と芸術とアンドロイド

人と芸術とアンドロイド 私はなぜロボットを作るのか

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定価:税込 1,620円(本体価格 1,500円)
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在庫なし
発刊年月
2012.09
ISBN
978-4-535-58624-6
判型
四六判
ページ数
192ページ
Cコード
C1040
ジャンル

内容紹介

本物と区別がつかないほど精巧な人型ロボットを作ることが、なぜ人間を知ることにつながるのか。技術と芸術をめぐる天才の思索。

目次

プロローグ



第1章 アートの街のジェミノイド



メディアアートの街/アルスエレクトロニカセンター

ジェミノイドとは何か/カフェのジェミノイド/人々の反応

人間とロボットは見分けられるか/ジェミノイドが街を行く



第2章 ジェミノイドを作ってわかったこと──人々の疑問に答える



「なぜ自分そっくりのアンドロイドを作ったのか?」

「ジェミノイドを見て自分自身はどう感じるのか?」

「人間についてどんな発見があったか?」

「自分の生活に影響があったか?」

「なぜアルスエレクトロニカにきたのか?」

「オーストリア人と日本人の反応は違うか?」

「ジェミノイドはいつ自立型になるのか?」

「ロボットと人間の区別がつかなくなる日はくるか?」

「ロボットはいつか人間と完全に同じになるか?」

「ジェミノイドは人間の進化か?」

「ロボットは人間のような権利をもつか?」

「ジェミノイドにはどのような利用方法があるか?」

「ジェミノイドは社会に悪影響を与えるか?」

「軍事利用を考えたことがあるか?」

「ジェミノイドは哲学にどのような影響を与えるか?」

「先生は気持ち悪い」



第3章 人間らしさを作り出す



子供アンドロイドの開発/子供の型をとる/皮膚と内部メカを作る

アンドロイドに子供を会わせる/研究室のアンドロイド

女性アンドロイドを作る/人間らしい動きを作る/ロボットは芸術になる

対話のできるロボット/目を変えると別人に



第4章 人間以上のロボット、最低限の人間



自分自身がアンドロイドに/内部のメカニズム/皮膚を装着する

ジェミノイドの死/アンドロイドは人間を超える

女優になったアンドロイド/最低限の人間とは何か

「ゆらぎ」と生体の動き/芸術とゆらぎ/学習するロボット



第5章 社会を変えるロボット・メディア



進歩するメディア/人と関わるロボット「ロボビー」

遠隔操作で人をつなぐ「ワカマル」/無口な人がおしゃべりに

ロボットの体に適応する/病院で働く簡易ジェミノイド

テレノイドとエルフォイド



第6章 「私」は人か、ロボットか



『サロゲート』の世界/携帯電話の次にくるメディア/移行するアイデンティティ

どちらが「私」なのか?/想像力を超える技術/更新される人間の定義

ジェミノイドが引き出す人間の可能性



第7章 作ることと生きること



鏡としての他人とロボット/分散する心/何かを作ることの意味

「自分を知りたい」欲求の源/人間とロボットの性/役割と存在価値

人を好きになること/裸の私はどこにいる?



第8章 融け合う芸術と技術



目的を探りながら進む開発/同時進行する開発と人間理解

ロボット研究は分野を超える/芸術家としてものを作る/日本人と芸術・技術

芸術はどこから生まれるか/人間の情動と社会性

新しいコンセプトを生み出すために



エピローグ

書評掲載案内

■2012年10月21日付『朝日新聞』

■2012年10月10日付『日経新聞』夕刊

■2012年「週刊朝日」2012年10/26号