書籍詳細:資本蓄積論の再構築

資本蓄積論の再構築

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
2012.02
ISBN
978-4-535-55709-3
判型
A5判
ページ数
440ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

ケインズ、ロビンソン、マルクス等を繙きながら、資本蓄積論の沃野に分け入る、著者が長年模索してきた研究成果の集大成。

目次

第1章 一般的な経済体系の構図:実物現象と金融現象

   1 『一般理論』における「一般的な経済体系の構図」

   2 構図の内容と解釈

   3 資本、貨幣、債券

   4 投資市場(証券市場)の功罪

   5 本書の課題に向けて



 第2章 貨幣経済の理論から長期理論へ

   1 『一般理論』の雇用関数――個別と全体

   2 貨幣経済の理論

   3 賃金単位と費用単位の関係および両者の変化

   4 長期理論に向けて

   5 資本蓄積論への覚書



 第3章 ロビンソン『資本蓄積論』に関するノート(1):構想と仮定

   1 若干の用語と概念について

   2 分析のための予備的考察

   3 資本蓄積論の構想



 第4章 ロビンソン『資本蓄積論』に関するノート(2):分析の中枢

   1 資本蓄積論――技術、資本、労働

   2 資本蓄積論――移行過程、余剰労働

   3 技術進歩と蓄積

   4 資本蓄積論を顧みて



 第5章 ロビンソン『資本蓄積論』に関するノート(3):メモランダムなど

   1 メモランダム

   2 貨幣経済の理論との関係

   3 資本蓄積論と金融現象

   4 一応の結び



 第6章 金融の現実、投機的動機(speculative‐motive)、資本概念の錯綜

   1 金融の現実

   2 資本概念の錯綜

   3 『一般理論』における資本概念

   4 資本概念の整理

   5 課題の集約



 第7章 利子論の考察

   1 利子率の現実と構造的把握

   2 利子論の現状

   3 本書の立場――利潤と利子

   4 ケインズ利子論の要所と整理

   5 若干の敷衍

   6 発想の転換



 第8章 普遍的な労働単位の仮説:労働価値説・再考

   1 問題提起――「普遍的な労働単位」の仮説

   2 社会的・平均的労働

   3 賃金単位の詳細

   4 労働時間

   5 人間労働の範囲と拡がり

   6 資本蓄積論の課題



 第9章 人間の移動と資本蓄積:日本の歴史を顧みて

   1 人間の移動

   2 古代における人間の移動

   3 中世の北方交易、和人、アイヌ

   4 倭寇、人身売買、日本人町

   5 明治以降の労働移動

   6 一応の結び



 第10章 社会変革のヴィジョン:社会主義と個人主義

   1 理念とヴィジョン

   2 資本主義の変革――プロセスと課題

   3 自省と雑感



 第11章 資本蓄積論の再構築

   1 理論的枠組みと世界認識

   2 資本主義的生産と外部的市場

   3 蓄積衝動と制約条件

   4 総括――「資本+労働→産出物」に寄せて