書籍詳細:地域に学ぶ憲法演習

地域に学ぶ憲法演習

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,080円(本体価格 2,800円)
在庫なし
発刊年月
2011.11
ISBN
978-4-535-51845-2
判型
A5判
ページ数
320ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

日本各地で生じる憲法にかかわる現象には、具体的な地域の事情がある。その独自性を観察し、原因を理解しながら、普遍的な憲法論を学ぶ。

目次

はしがき

第1部 人権



 第1章 総論――地域を考える

【総論1】憲法から論じる格差社会/岡田順太

【総論2】条例による有害図書規制の行方 /小谷順子

【総論3】ローカルな法秩序の可能性

     ――日本国憲法における入会/山本龍彦

 第2章 各論――地域から考える

【群馬編】大泉町の外国人行政/田代亜紀

【島根・山口編】地域が民営刑務所を「引き受ける」ことの意味/永松正則

【静岡編】東海地震と防災対策/小谷順子

【鳥取・島根編】山陰の「周縁」で「一票の不平等」容認を叫ぶ?/植松健一

【石川・富山編】白山信仰と政教分離原則

        ――地方公共団体による観光振興の憲法上の限界?/山崎友也

【奈良編】古都の風土を守る/上田健介

【大阪・釜ヶ崎編】「犠牲者」が「告訴人」になること/遠藤比呂通

【鹿児島編】「離島」の憲法事情/横大道 聡

【福岡編】生存権保障が抱えるジレンマ

     ――「ヤミの北九州方式」が問いかけるもの/玉蟲由樹

【北海道編】積雪寒冷地における障害者の移動の自由/岩本一郎

【三重編】四日市公害は終わらない/寺川史朗

【青森編】保育サービスの民営化・規制緩和と自治体行政/日野辰哉

【沖縄編】「学力最下位」の衝撃

     ――「学テ」が照射する沖縄の教育問題/高作正博



第2部 地方の統治システム



 第1章 総論――地域を考える

【総論4】道州制/大沢秀介

【総論5】地域における民主政――二元代表制からの住民自治再考/新井 誠

【総論6】条例制定権の拡大と憲法/横大道 聡



 第2章 各論――地域から考える

【東京編】東京から憲法を考える/宍戸常寿

【福島編】地域が提案する新たな地方自治のあり方

     ――国に「抗い」発信する矢祭町の場合/新井 誠

【徳島編】直接民主制による間接民主制の補完/麻生多聞

【熊本編】学者知事の選出と首長制/木下和朗

【愛知編】「財政優等生」の試練

     ――地方財政の危機に立ち向かうための憲法理論/上代庸平



第3部 比較



 第1章 歴史

【岩手編】東北の寒村に開花した憲法観/佐々木くみ

【栃木編】谷中村を追いつめたもの――足尾鉱毒事件の現場に今立って/大石和彦

【京都編】京都市政と憲法学者市長/須賀博志



 第2章 世界

【番外編1】国際社会と戦争放棄「平和に対する罪」を再び裁くこと

      ――国際刑事裁判所における「侵略犯罪」規定採択の意義

      /フィリップ・オステン

【番外編2】憲法改正へのショートカットとしての行政法の改正

      ――アメリカ人から見た日本国憲法の現状/ヘレン・ハーデカー

【番外編3】同性婚論争とアメリカ/駒村圭吾



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