書籍詳細:軽度発達障害への道

杉山登志郎著作集2 軽度発達障害への道

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,740円(本体価格 3,400円)
在庫あり
発刊年月
2011.11
ISBN
978-4-535-98364-9
判型
A5判
ページ数
304ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

著作集第2巻。軽度発達障害概念、杉山発達障害学をかたちづくるLD、ADHD、PDDおよび子ども虐待関連論文を多数収録。

目次

第1部 軽度発達障害の周辺

1 兄弟姉妹との関わり

  1 兄弟姉妹という不思議な関係

  2 兄弟姉妹関係の成立とその展開

  3 特殊な兄弟姉妹関係

  4 家族の現在と兄弟姉妹

  5 おわりに



2 学習障害とはどのような障害か

  1 学習障害の定義

  2 研究の歴史

  3 羅病率

  4 合併症

  5 病院をめぐる研究

  6 臨床分類と病態生理

  7 診断をめぐる問題

  8 治療をめぐる問題

  9 予後

  10結語――学習障害とはどのような障害か



3 LDとADHDに共通の諸問題――鑑別判断

  1 高機能広汎性発達障害との鑑別

  2 子ども虐待との鑑別

  3 学校状況への不適応



4 注意欠陥多動性障害と非行

  1 多動性行動障害と非行

  2 破壊性行動障害の各段階の症例と考察

  3 わが国の非行の現状

  4 非行の生物学的な研究

  5 少年非行への真の対応策とは



5 乳幼児健診と早期療育

  1 はじめに

  2 1歳6ヶ月児健診を核とする早期療育システム

  3 乳児徴候と超早期療育

  4 自閉症の罹病率

  5 障害児の非固定性

  6 早期療育の内容をめぐる問題

  7 自閉症の愛着形成

  8 おわりに



6 アスペルガー症候群および

  高機能広汎性発達障害をもつ子どもへの支援

  1 アスペルガー症候群・高機能広汎性発達障害とは

  2 未治療症例に学ぶ

  3 高機能広汎性発達障害の臨床像

  4 高機能児の示す諸問題

  5 「アスペの会」の活動

  6 自閉症の窓としての高機能広汎性発達障害



第2部 軽度発達障害概念の創出

7 軽度発達障害

  1 今日の軽度発達障害をめぐる研究

  2 高機能広汎性発達障害

  3 注意欠陥多動性障害

  4 学習障害

  5 発達性協調運動障害

  6 軽度知的障害

  7 おわりに



8  高機能広汎性発達障害に見られる

  さまざまな精神医学的問題に関する臨床的研究

  1 はじめに

  2 高機能広汎性発達障害の経過

  3 対象および精神医学的問題の全体像

  4 不登校

  5 統合失調症様状態

  6 解離性障害

  7 行為障害と犯罪

  8 このグループの不適応行動を防ぐためには何が必要か



9 発達障害臨床の育児支援

  ――あいち小児センター心療科での取り組み

  1 はじめに

  2 発達障害臨床における医療の役割

  3 あいち小児センターの概要

  4 あいち小児センター心療科における発達支援の工夫

  5 小児センター心療科の発達援助――まとめに代えて



10 Asperger症候群の周辺

  1 Asperger問題と児童青年精神医学

  2 広汎性発達障害の精神病理学

  3 広汎性発達障害と子ども虐待

  4 併存症の問題――Schizoidをめぐって

  5 特別支援教育元年の混乱

  6 おわりに



11 成人期のアスペルガー症候群

  1 成人期の全体像

  2 適応型の高機能者

  3 気分障害をめぐる問題

  4 依存症をめぐって

  5 高機能広汎性発達障害を生きる人びと



解説とあとがき