書籍詳細:日本海軍とアメリカ

日本海軍とアメリカ

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,080円(本体価格 2,800円)
在庫僅少
発刊年月
2011.09
ISBN
978-4-535-58595-9
判型
A5判
Cコード
C3021
ジャンル

内容紹介

日本海軍が太平洋戦争へと至る過程を海軍の対米認識の推移、重工業とくに造船業との関係、米国海軍の基地戦略等から多角的に検証。

目次

第1部 日本海軍と経済



第1章 日本における軍産複合体の萌芽ーー一九一〇年代の日本海軍と造船業

  はじめに

  1 二〇世紀初頭における日本海軍と民間造船業の関係の一考察

  2 社会経済的変化と日本造船業

  おわりに



第2章 一九二〇年代における日本海軍の対米戦略認識ーー貿易・移民・防衛の観点から

  はじめに

  1 一九二〇年代の日米関係認識への視角

  2 貿易から見た一九二〇年代の日米関係概要

  3 日系移民と米国における同化政策

  4 防衛における日米間の相互認識

  おわりに



第3章 一九三〇年代の日本経済と帝国海軍

  はじめに

  1 一九三〇年代前半における日本海軍の対外認識と国内経済の解釈

  2 一九三〇年代後半の日本を取り巻く経済環境と海軍

  3 一九三〇年代日本の貿易における問題点

  4 一九三〇年代後半の経済状況に対する日本海軍の主張とその限界

  おわりに



第4章 一九三〇年代における日本海軍の造船業への関わりについて

  はじめに

  1 帝国海軍の海洋認識と造船業

   (1)一九三〇年代前半の海軍の主張における「海洋」とその役割

   (2)一九三〇年代中頃の海軍力拡充と造船業経営の共存共栄関係

  2 艦艇建造の民間部門への貢献に関する海軍と造船業者の認識と実態

   (1)海軍と造船業者の建艦認識

   (2)日本重工業化における「海軍拡大」の役割

  3 一九三〇年代末における海軍の民間経済認識と造船業の実態

   (1)一九三〇年代末の艦艇建造と民間造船業

   (2)日本海軍の経済統制に関する主張について

  4 戦時体制への移行過程における造船業への政府(主として海軍)の統制策について

  おわりに



補章 「戦時経済」の意味とその対応政策の実効性について

    ーー一九三〇年代日本における軍拡過程の考察を通して

  はじめに

  1 戦時経済の意味と目的

  2 戦時経済の目的が軍需生産を拡大させる場合

  3 戦時経済の目的が軍需生産における自給自足促進の場合

  4 戦時経済の目的が貿易相手国の禁輸措置に対処する場合

  おわりに



第2部 アメリカ海軍と太平洋戦略



第1章 アメリカ海軍戦略と太平洋方面における軍港開発



第2章 パールリバーからパールハーバーへーー地域開発と米国軍事戦略

  はじめに

  1 ハワイ・米国関係と真珠湾

  2 真珠湾における米国海軍基地建設へのハワイ有力者の思惑

  3 米国海軍による真珠湾開発

  4 真珠湾開発と日系移民問題

  おわりに



第3章 アメリカ海軍戦略におけるメヤ島海軍基地の役割と問題点

  はじめに

  1 メヤ島海軍基地発展の経緯

  2 サンフランシスコ湾における海軍基地と造船所の重要性

   (1)メヤ島海軍造船所発展の初期要因

   (2)メヤ島海軍基地の重要性

  3 メヤ島海軍基地開発の阻害要因

  4 一九二〇年代以降のサンフランシスコ湾内の軍港開発

  おわりに



第4章 日米関係におけるサンペドロ港の発展

  1 サンペドロ港の発展

  2 サンペドロ港と米国海軍

  3 サンペドロ港開発が意味するもの



終 章