書籍詳細:遺言と遺留分 第2巻 遺留分[第2版]

シリーズ:遺言と遺留分

遺言と遺留分 第2巻 遺留分[第2版]

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  • 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
2011.08
ISBN
978-4-535-51768-4
判型
A5判
ページ数
448ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

遺言の利用が増加している今こそ求められる総括的研究。初版以降の判例・学説を踏まえて一層の充実を図る改訂版。実務家・研究者諸氏の必携書。

目次

第二版 はしがき

初 版 はしがき

各章のテーマの位置づけと問題点/犬伏由子

    一 遺留分制度の意義

    二 遺留分の確保

    三 各テーマの位置づけ



■第一章 遺留分および侵害額の算定と減殺の順序

遺留分および侵害額の算定と減殺の順序――実務上の問題点/梶村太市

    一 遺留分減殺請求の調停と訴訟

    二 遺留分額・遺留分侵害額の算定

    三 複数の遺贈・贈与と減殺の順序

    四 結び――今後の課題

遺留分および遺留分侵害額の算定方法/神谷 遊

    一 遺留分の算定

    二 相続債務と遺留分侵害額の算定

    三 今後の課題

    四 補遺――遺留分権利者が負担すべき相続債務の範囲

遺留分算定の基礎になる財産の評価の基準時/山口純夫

    一 はじめに

    二 問題の所在と学説判例の概要

    三 具体的相続分算定のための遺産の評価の時期

      および観念的遺留分額算定のための遺産の評価の時期

    四 遺産分割時の財産の評価時期

      および遺留分減殺時の財産の評価時期

    五 価額弁償の場合

遺留分減殺の順序/千藤洋三

    一 はじめに

    二 減殺の順序に関する明文規定上の問題点

    三 死因贈与が遺贈・生前贈与と同時に存在する場合の減殺順序

    四 「相続させる」旨の遺言などによる相続財産処分の減殺順序

    五 おわりに



■第二章 遺産分割と遺留分減殺請求

遺留分減殺請求と遺産分割事件の運営

  ――家裁実務に現れる遺産分割と遺留分減殺請求に関する諸問題/島田充子

    一 はじめに――遺産分割と遺留分減殺の運営を困難にするもの

    二 遺言の文言と解釈

    三 遺言の類型による遺留分侵害と遺産分割

    四 一部遺贈と減殺請求(残余財産があるときの減殺請求)

    五 再転相続(広義の)と遺言

    六 共同相続人間の遺留分減殺請求

    七 遺留分減殺請求事件の調停実務

    八 終わりに

共同相続人に対する贈与・遺贈と遺留分減殺請求/西原 諄

    一 問題提起

    二 加算対象となる贈与

    三 遺留分の減殺対象

    四 配偶者別格の原則

    五 おわりに

共同相続と遺留分および減殺後の法律関係/二宮周平

    一 はじめに

    二 共同相続における遺留分減殺対象の拡大

    三 寄与分と遺留分

    四 減殺後の法律関係

    五 今後の課題



■第三章 遺留分減殺請求権の処分と消滅

遺留分減殺請求権の処分と消滅――実務上の問題点/雨宮則夫

    一 遺留分の放棄

    二 遺留分減殺請求権の代位行使および差押えの可否

    三 受贈者が遺留分減殺請求の目的物を第三者に

      処分し、あるいは第三者のために権利を設定した場合

    四 遺留分減殺請求権の消滅

遺留分減殺請求権の行使と制限/辻 朗

    一 はじめに

    二 遺留分減殺請求権の行使

    三 遺留分減殺請求権行使の期間制限

    四 結語にかえて

遺留分と債権者代位/床谷文雄

    一 はじめに

    二 最高裁判所平成一三年一一月二二日判決

    三 判例法および学説の展開

    四 考察

    五 おわりに

遺留分の事前放棄/犬伏由子

    一 はじめに

    二 遺留分の事前放棄の意味

    三 遺留分の事前放棄に関する審判例の実情



■第四章 遺留分減殺請求と税法

遺留分減殺請求と税――税法の立場から/三木義一

    一 相続の開始と税

        ――税法の基本的考え方としての譲渡所得税と相続税

    二 租税法制の現状と問題点

    三 遺留分減殺請求をめぐる民法と税法

遺留分減殺請求と税――民法(家族法)の立場から/二宮周平

    一 税法学からの問題提起を受けて

    二 判例における法的性質論(物権説)の機能

    三 学説における法的性質論の意義

    四 遺留分減殺請求権の法的性質と課税関係のかかわり



■第五章 国際私法における遺言の効力と遺留分

国際私法における遺言の効力と遺留分/木棚照一

    一 はじめに

    二 ドイツ国際私法における解釈論上の問題

    三 法適用通則法における解釈論上の問題

        ――韓国・朝鮮人および中国・台湾人の相続問題を中心に

    四 結びに代えて