書籍詳細:韓国の言論法

韓国の言論法

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  • 紙の書籍
定価:税込 7,480円(本体価格 6,800円)
在庫なし
発刊年月
2010.07
ISBN
978-4-535-51765-3
判型
A5判
ページ数
392ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

わが国同様、デジタル化・ブロードバンド化の進む韓国メディア法制、その今日までの展開がはじめてクリアになる。

目次

はしがき



第1章 旧言論法制の沿革と展開



 第1節 旧韓末の言論法制

  1 近代新聞の出現

  2 新聞紙法制定以前の新聞規制・政策

  3 新聞紙法

  4 出版法とその他の法規



 第2節 植民地期の言論法制

  1 武断統治期

  2 文化政治期

  3 戦時動員期



 第3節 独立・大韓民国建国から「民主化宣言」までの言論法制

  1 米軍政期

  2 第一共和国期

  3 第ニ共和国期

  4 第三・四共和国期

  5 第五共和国期



第2章 現行憲法における表現の自由の位相



 第1節 表現の自由の意義と法的性格

  1 表現の自由の意義

  2 表現の自由の法的性格



 第2節 表現の自由の内容

  1 意思表明・伝達の自由

  2 情報の自由(知る権利)

  3 マス・メディアの自由

  4 アクセス権

  5 反論権

  6 商業的表現の自由

  7 サイバースペースの自由



 第3節 表現の自由の限界



 第4節 表現の自由の制限とその限界

  1 事前制限としての許可・検閲禁止

  2 事後制限と制限立法の限界



第3章 現行プレス・放送法制



 第1節 言論法制・政策の推移

  1 言論法制の推移

  2 言論政策の推移



 第2節 プレス法制

  1 一般規程

  2 読者の権益保護

  3 構造規制

  4 報道被害と救済

  5 プレスの振興制度



 第3節 放送法制

  1 一般規程

  2 構造規制

  3 規制監督機関

  4 KBS

  5 放送番組の編成

  6 視聴者の権益保護



第4章 人格権と表現の自由



 第1節 報道被害救済法の定立

  1 人格権保護の重視

  2 言論仲裁委員会の組織・機能強化



 第2節 人格権の侵害と司法救済

  1 名誉権の侵害と救済システム

  2 プライバシー権の侵害と救済システム

  3 その他人格権の侵害と救済システム



 第3節 人権委による人権救済

  1 人権委の組織・権限

  2 人権委による人権救済の実際



第5章 国家的・社会的法益と表現の自由



 第1節 国家安全保障と表現の自由

  1 国家機密と表現の自由

  2 国家保安法と表現の自由

  3 通信秘密保護と表現の自由



 第2節 性道徳維持・青少年保護と表現の自由

  1 性道徳の維持と表現の自由

  2 青少年保護と表現の自由



 第3節 選挙の公正と表現の自由

  1 政治的表現の自由の意義と限界

  2 選挙法制における表現規制



 第4節 裁判の公正と表現の自由

  1 裁判公開と知る権利

  2 裁判の公正と表現規制

  3 市民参加裁判制度と表現の自由



結びに代えて

正誤情報

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