書籍詳細:日本数学教育史

日本数学教育史

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,940円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
2010.05
ISBN
978-4-535-78557-1
判型
A5判
ページ数
448ページ
Cコード
C3041
ジャンル

内容紹介

明治初期から昭和前期までの数学教育の大河を一望する。著者のライフワークが初めて結実。戦後の流れも見据えた詳細な解説と注。

目次





凡例



参考文献一覧





第1章 藤沢理論を中心として



 はじめに

 藤沢理論の背景

 数学教育・算術教育の目的について

 外国の算術教育の検討

 明治初期の実情の検討

 三千題流への批判

 理論算術への批判

 直観主義への批判

 数え主義と量の排除

 小数先行の主張

 比と比例について

 代数について

 藤沢の代数





第2章 菊池大麓の幾何学



 幾何教育の推移

 菊池大麓の幾何学の出現

 菊池・藤沢の幾何教育観

 比例論について





第3章 寺尾寿の算術



 寺尾と藤沢

 算術教科書の趣旨と構成

 数と量

 寄せ算と引き算

 掛け算と割り算

 整数の性質

 分数と小数

 無理数

 比と比例、度量衡等

 寺尾算術の影響





第4章 検定教科書について



 検定制度と教授要目

 二、三の検定教科書





第5章 黒表紙教科書



 編纂趣意

 黒表紙教科書の変遷

 黒表紙教科書の内容





第6章 明治時代における中学校数学教授要目の変遷



 明治5年から明治35年まで

 三守守の幾何学

 明治44年の要目改正

 教科書の現場化

 林鶴一・高木貞治の教科書





第7章 黒田稔の数学教育



 黒田稔の見解(1)

 黒田稔の幾何

 黒田稔の見解(2)





第8章 クラインと「新主義数学」



 近代化運動の初期における外国の教科書

 クラインについて

 メランの要目と新主義数学





第9章 国際数学教科調査会への報告



 国際数学教科調査会

 日本の調査報告

 小学校数学教科調査報告

 師範学校(男子)・女子師範学校数学教科調査報告

 中学校数学教科調査報告

 その他の数学教科調査報告





第10章 大正初期の動向



 明治から大正へ

 小倉金之助の登場

 中等学校教員(男子)の養成





第11章 数学科協議会



 数学科協議会の開催

 文部省諮問題

 協議題

 緊急動議

 文部省への建議

 談話題と講演





第12章 日本中等教育数学会と林鶴一



 会の発足

 林鶴一の活動





第13章 形式陶冶論争と入試批判



 日本中等教育数学会の活動

 長田新の問題提起

 小倉金之助の講演

 第5回総会から第6回総会へ

 林会長・国枝副会長らの見解表明

 入学試験問題批判





第14章 小倉金之助と科学的精神



 ペリーの評価

 小倉の数学観

 科学的精神





第15章 昭和6年の要目改正



 大正から昭和へ

 中学校令改正

 中学校数学科要目改正





第16章 算数教育改造の動き



 大正年代

 昭和初年





第17章 緑表紙教科書



 『尋常小学算術』の出現

 編纂の主意と教科書の構成

 『尋常小学算術』の内容について





第18章 水色表紙教科書



 国民学校と理数科算数

 授業時数と教材組織

 内容について





第19章 数学教育再構成研究会



 再構成運動

 報告会





第20章 昭和17年の要目改正



 要目改正の趣旨

 改正要目

 改正要目の解説

 教授内容について

 改正要目による教科書





編者注





著作解題



 「学生のための講座 日本数学教育史」

 「日本数学教育史」

 「日本数学教育史補遺」

 連載原文と本書収録文の相違点について





解説



 中谷太郎の生い立ち

 中谷太郎と日本中等教育数学会及び日本数学教育学会

 中谷太郎と数学教育協議会

 中谷太郎と教科書編集

 中谷太郎と数学教育史





主な人名・生没年

中谷太郎・著作等一覧

中谷太郎年譜

中谷家・家系図

あとがき

書評掲載案内

■2011年1月号 『数学教室』