書籍詳細:益川さん、むじな沢で物理を語り合う

益川さん、むじな沢で物理を語り合う 素粒子と対称性

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
在庫なし
発刊年月
2010.01
ISBN
978-4-535-78546-5
判型
A5変型判
ページ数
208ページ
Cコード
C3042
ジャンル

内容紹介

益川敏英さん(ノーベル物理学賞受賞)が1995年に高校教師たちに行なった講義録。その後の発展や展望を語ったインタビューも併録。

目次

第1部 むじな沢で物理を語り合う



1 物理学と私たち

2 相対論の世界像

3 波と粒子の性質を両方持つ量子論の世界像

4 相対論的量子力学の世界

5 素粒子発見の歴史とモデルの模索

6 標準モデル

7 小林・益川理論へ

8 さらにより深くへ



第2部 トップ・クォーク発見以後と素粒子論のこれから



1 むじな沢の話をもう少し

2 トップ・クォーク発見以後

3 これからやろうとしていること

4 質量の問題

5 物理学と民主主義

6 研究の民主的体制

7 物理学教室の民主的運営

8 ゆとり教育について

9 若者へ

10 科学者の社会における役割

11 科学の方法論をめぐって



付録 数学は人類が持っている最も厳密な言葉である

書評掲載案内

■2010年3月 『大学への数学』

■2010年3月21日付 『毎日新聞』

■2010年5月02日付 『南日本新聞』(9面)

■2010年6月27日付 『信濃毎日新聞』(13面)