書籍詳細:汚水処理の社会史

汚水処理の社会史 19世紀ベルリン市の再生

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  • 紙の書籍
定価:税込 8,030円(本体価格 7,300円)
在庫なし
発刊年月
2008.11
ISBN
978-4-535-58533-1
判型
A5判
ページ数
396ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

19世紀後半のベルリン市における都市環境の浄化を、下水道の整備による屎尿処理システムの構築への苦闘を軸に実証的に描く。

目次

序 章

第1部 ベルリン市の環境――1871~1920

第1章 1870年代のベルリン市概観

第2章 1966年:コレラ、ベルリン急襲

第2部 細菌学前夜の医学――フィルヒョーを中心に

第3章 R. フィルヒョーの医学観と環境政策

第3部 ベルリン市の下水道導入

第4章 第二帝政期における「下水道導入」からみたベルリン市環境整備の努力について(1)――特にヴィーベ案を中心に

第5章 第二帝政期における「下水道導入」からみたベルリン市環境整備の努力について(2)――ホープレヒトからフィルヒョーへ

補 論 R. フィルヒョーにみる医学と環境論の間について――2003年SARS発症にふれて