書籍詳細:遺伝子操作と法

遺伝子操作と法 知りすぎる知の統制

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  • 紙の書籍
定価:税込 6,050円(本体価格 5,500円)
在庫なし
発刊年月
1994.01
旧ISBN
4-535-58154-1
ISBN
978-4-535-58154-8
判型
A5判
ページ数
332ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

科学技術の進歩は、生態系の破壊そして人類の生存そのものを脅かす深刻な局面をもたらしている。本書は、人間の「知」が遺伝子操作研究の現状と将来をどう統制してゆくかを、憲法論の角度から検証する。

目次

序 章 はじめに
    ─現代科学技術と法
第1章 遺伝子工学の法的統制論序説
    ─憲法学的アクセス
第2章 いのちと法
    ─出生・生存・死をめぐる選択とバイオ・エシックス
第3章 科学技術の公法的統制論
    ─遺伝子工学を中心とする知の自己統制
第4章 ドイツにおけるゲノム解析をめぐる憲法論
第5章 人間・胎児を被験者とする人体実験と法
第6章 遺伝病スクリーニングと知りすぎる知の統制
第7章 遺伝子治療(gene therapy)と人間改造(euphenics)
第8章 遺伝子・胚子操作研究の憲法的統制
終 章 知への新しい在り方への展望