書籍詳細:民法改正を考える

シリーズ:法律時報増刊

民法改正を考える

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,981円(本体価格 3,619円)
在庫なし
発刊年月
2008.09
判型
B5判
ページ数
392ページ
ジャンル

内容紹介

債権法改正への動きの中で、研究者が解釈学から一歩踏み出し、立法学の実践として、立法において考慮されるべき議論の素材を提示。

目次

●序

民法改正についてどう考えるか/森嶌昭夫

民法改正の必要性と必然性/山田卓生

債権法改正のあり方について/川井 健

情報・システム化社会と民法規範/河野玄逸

民法と商法(会社)との関係をどう考えるか/奥島孝康

民法と商法(商行為)との関係をどう考えるか/石原 全

民法と民事訴訟法との関係をどう考えるか/小林秀之

民法と消費者法の関係をどう考えるか/村 千鶴子

比較法的考察に基づいて民法改正をどのように考えるか/円谷 峻

ドイツ債務法改正から日本民法改正をどのようにみるか/中田邦博

フランス民法改正動向から日本民法改正をどのようにみるか/平野裕之

実務の立場から民法改正をどのようにみるか/堀 龍兒

開発法学(立法支援)から民法改正をどのようにみるか/松尾 弘

民法改正の手法・手続/七戸克彦

法典論からみた民法改正/北居 功

人格権を規定することをどう考えるか――規定するとすれば、どのように規定すべきか/斉藤 博

●総則

「第一編 人」で始まる新しい民法典の編纂/広中俊雄

民法典体系のあり方をどう考えるか――パンデクテン、インスティトゥティオーネン、その他/赤松秀岳

一般条項について見直す必要はあるか/山田卓生

失踪宣告制度をどう見直すか/内田勝一

成年後見制度の再検討/新井 誠

法人規定についてどう考えるか――商法・一般法人法との関係で、民法典に残すべきなのか/河内 宏

「法人法定主義」の規定を修正すべきか/前田達明

「法人の不法行為責任等」の規定を存続すべきか/前田達明

法人、組合などの団体に関する規律の体系化とその内容的整備についてどう考えるか/後藤元伸

錯誤・詐欺と情報提供義務とをどのように関連づけて規定すべきか/後藤巻則

錯誤規定をどう見直すか――要件論を中心に/半田吉信

錯誤規定をどう見直すか――要件論を中心に/滝沢昌彦

強迫と行為の任意性を疑わせる事項(不当威圧)をどのように関連づけて規定すべきか/笠井 修

意思表示解釈規定の立法をどう考えるか/鹿野菜穂子

有権代理に関する総則的規定に改正すべき点はあるか/伊藤 進

無権代理および表見代理をどのように規定するか/難波譲治

無効・取消しの規定をどう見直すか/林 幸司

時効総則は必要か/松久三四彦

取得時効と占有規定との関係をどう考えるか/草野元己

消滅時効の期間についてどう考えるか/平野裕之

消滅時効の起算点・中断・停止の立法について/松本克美

取得時効制度の改正提案/良永和隆

時効の効果についての改正をどう考えるか――消滅時効を中心に/石松 勉

除斥期間の規定は必要か/石松 勉

●物権総論

物権法定主義についてどう考えるか/七戸克彦

不動産物権変動について、意思主義・対抗要件主義と形式主義・成立要件主義のいずれが採用されるべきか/松尾 弘

動産について対抗要件主義でよいのか――即時取得との関係をどう考えるか/武川幸嗣

不動産登記の公信力にかわる法理として、94条2項類推適用の判例法理をどのように考えるか/中舎寛樹

占有の訴えの規定は必要か――代わりに物権的請求権を規定すべきか/伊藤高義

共有規定をどう見直すか――合有、総有の明文化をどう考えるか/上河内千香子

地上権規定と不動産賃借権規定との融合を図るべきか/大西泰博

永小作権規定は必要か/大澤正俊

地役権と相隣関係とを関連づけるべきか/岡本詔治

●担保物権

現行担保法制をどのように考えるべきか/近江幸治

留置権における牽連性/清水 元

先取特権規定を残す必要性があるのか/下村信江

不動産質権規定を残す必要性があるのか――抵当権に統合することの可能性/下村信江

物上保証についての規定をどう見直すか/椿 久美子

民法370条の「付加して一体となっている物」/平井一雄

抵当権の目的物についての規定は改正が必要か/池田雅則

物上代位規定をどう見直すか/古積健三郎

根抵当権規定の見直しの必要はあるか/吉田光碩

抵当権実行に関する民法規定をどう見直すか/生熊長幸

非典型担保はどのように規定すればよいか/鳥谷部 茂

集合動産・債権譲渡担保規定の立法をどう考えるか/鳥谷部 茂

セキュリティ・トラスト制度/渡邉光誠

所有権留保規定の立法をどう考えるか(1)――所有権留保の当事者関係/石口 修

所有権留保規定の立法をどう考えるか(2)――所有権留保の第三者関係(延長・拡張された所有権留保)/石口 修

●債権総論

手段債務と結果債務という概念を規定する必要があるか/織田博子

法定利率規定の見直しの必要性はあるか、利息債権についてどう考えるか/尾島茂樹

強制履行(民414条)は民法で規定する必要があるか/三谷忠之

履行(給付)障害法の立法構想に関する基本的提言/下森 定

安全配慮義務・付随義務違反による債務不履行責任についてどのように規定すればよいか/高橋 眞

債務不履行の要件をどのように考えるか/石崎泰雄

不完全履行を独自の規定として加える必要はあるか/長坂 純

損害賠償の範囲についてどのように考えるか/渡辺達徳

損害賠償規定(過失相殺・賠償額の予定・代償請求権)をどう考えるか/渡辺達徳

免責約款をどう考えるか/石原 全

契約締結上の過失の規定をどう考えるか/池田清治

債権者代位制度をどう見直すか/工藤祐巌

詐害行為取消制度をどう見直すか/片山直也

新否認権との整合性からみた詐害行為取消権改正の方向性――取消対象としての行為類型を中心に/北 秀昭

多数当事者で債権債務が発生する場合の規律をどう考えるか/成田 博

連帯債務の絶対効・相対効をどう考えるか/福田誠治

保証の改正をどのように考えるか/小杉茂雄

根保証に関する平成16年改正と残された実務的問題点/上甲悌二

債権譲渡規定の見直しの発想とその選択肢/池田真朗

実務からみた債権譲渡法制の整備への期待/小林明彦

指図債権や無記名債権の規定の廃止をどう考えるか/藤田寿夫

契約譲渡に関する一般的規定の立法をどう考えるか/野澤正充

債務引受けと契約譲渡の関係をどのように考えるか/椿 寿夫

債権の準占有者への弁済に関する規定を詳細化する必要があるか/川地宏行

弁済の提供および受領遅滞規定をどう見直すか/長谷川貞之

一部代位規定はこのままでよいのか/北居 功

相殺規定の見直しは必要か/平野裕之

●契約総論

契約の成立に関する規定の見直しは必要か/牛尾洋也

事情変更の原則の立法をどう考えるか/五十嵐 清

危険負担規定の改正は必要か/小野秀誠

第三者のためにする契約の改正をどう考えるか/新堂明子

解除の要件についての改正をどう考えるか/半田吉信

手付制度の改正をどう考えるか/吉田 豊

担保責任規定と債務不履行規定の関係をどう考えるか/半田吉信

買戻規定を残すことは必要か――仮登記担保法に収斂させてもいいのではないか、あるいは、仮登記担保法を民法に組み込むべきか/近江幸治

●契約各論

典型契約の見直しは必要か/吉田克己

消費貸借契約の要物性をどう考えるか/椿 久美子

賃貸借契約の全体的な見直しは必要か/内田勝一

賃貸人の地位の譲渡とその対抗/荒木新五

敷金返還債務の承継/荒木新五

ファイナンス・リース契約を典型契約に追加するべきか/石井教文

雇用の規定を残す必要はあるか――労働契約法との関係をどう考えるか/山川隆一

請負契約をどう考えるか――請負目的別の類型化した規定は必要ないか/花立文子

和解契約の規定を詳細化する必要はないか/高森八四郎

民法に新たに取り入れるべき契約類型はあるか/執行秀幸

医療契約についての規定を民法に組み込むことを考えるか/手嶋 豊

クレジット契約についての規定を民法に組み込むことを考えるか/加賀山 茂

●法定債権

事務管理法における利他的行為の位置づけをどう考えるか/平田健治

不当利得について、類型化に対応する必要があるか――契約無効の効果としての物権帰属の処理との関係/藤原正則

不法行為法の改正をどのように考えるか/吉村良一

一般的不法行為責任の成立要件の見直しは必要か/浦川道太郎

差止めについての立法をどのように考えるか/新美育文

遺族の賠償請求権に関する規定の明確化は必要ないか/難波譲治

責任能力規定をどう考えるか/青野博之

監督者責任規定の修正は必要か/前田陽一

使用者の免責規定をどう考えるか/田上富信

使用者の責任要件としての被用者の故意・過失、被用者の損害賠償責任をどう考えるか/田上富信

土地工作物責任規定をどう考えるか/升田 純

共同不法行為の規定は全面的に見直すべきではないか/新美育文

損害賠償の方法として、原状回復を認めるべきか/田井義信

過失相殺規定において類推適用で処理されてきた問題を正面から規定すべきか/新美育文

損害賠償請求権の期間制限規定を見直す必要があるか/松久三四彦

慰謝料規定についての改正をどう考えるか/和田真一

名誉・プライバシー侵害についての立法をどう考えるか/橋本 眞