書籍詳細:現代令状実務25講

現代令状実務25講

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,410円(本体価格 3,100円)
在庫なし
発刊年月
1993.10
旧ISBN
4-535-58109-6
ISBN
978-4-535-58109-8
判型
B5判
ページ数
220ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

刑事裁判のための人権の制約は、憲法と法律が許容する限度でだけ正当化される。本書は、この当然の原則を前提とし、強制処分の許容限度や条件について、未解明だった論点を解決しようとする共同研究の成果である。

目次

第1部 捜索差押・検証
 1 被疑者不詳の捜索・差押令状
 2 軽微犯罪と捜索差押
 3 捜索場所の特定
 4 差押物の特定
 5 住居と身体の両方を捜索場所とする令状の適否
 6 令状の筆写・立会
 7 差押の範囲
 8 捜索場所に居る者の所持品検査
 9 捜索差押の際の写真撮影
 10 令状による電話の傍受
第2部 逮捕・勾留
 11 軽微犯罪と現行犯逮捕
 12 不出頭を理由とする逮捕
 13 逮捕拘留中の被疑者の権利
 14 余罪取調べのための代監留置
 15 否認と保釈
 16 語釈と罪証隠滅のおそれ
 17 被告人の勾留理由開示請求
 18 法廷での戒護
第3部 弁護人選任と接見交通
 19 氏名を黙秘する被疑者の弁護人選任
 20 執務時間外の弁護人の接見
 21 取調べを理由とする接見指定の可否
 22 接見指定書持参要求方式と処分性
 23 一般的指定自体に対する準抗告
 24 接見指定取消決定の効果と再度の指定
 25 接見禁止のある場所における弁護人からの差入れ