書籍詳細:数学文化 第10号

シリーズ:数学文化

数学文化 第10号 特集=関孝和―没後300年記念

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  • 日本数学協会
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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫なし
発刊年月
2008.07
ISBN
978-4-535-60240-3
判型
B5判
ページ数
164ページ
Cコード
C3041
ジャンル

内容紹介

江戸時代の和算家関孝和は世界レベルの業績をいくつもあげたが、一方でさまざまな謎に充ち満ちている。没後300年記念の大特集。

目次

特集=関孝和――没後300年記念

●関孝和の虚像と実像

関孝和をめぐる誤解/ 高田智広

●関孝和の数学

関孝和と方程式論/上野健爾
整数論/加藤文元
消去法と行列式/松本堯生
円周率、円弧長、球の体の計算)/小川 束
自然数の冪乗の和とベルヌーイ数/小川 束
関孝和の角術/小川 束
方陣、円陣、算脱、目付字/佐藤健一

●関孝和をめぐる謎

関孝和の伝記をめぐる謎/佐藤賢一
関孝和の暦術をめぐって/小林龍彦
関孝和の数学と時代/小林龍彦
関孝和の数学をめぐる謎/小川 束

●関孝和と和算の側面から

そろばん/菅原邦雄
算額と関流をめぐって/深川英俊

シリーズ/暗算をめぐって
インドの算術と計算術則/楠葉隆徳
小学校における暗算/有田八州穂

学力観・体力観の固定化と貧困化/中嶋哲彦
巻頭言 最近の珠算教育/藤井將男
エッセイ/野崎昭弘・真島秀行・益田 明・岡本和夫