書籍詳細:損害賠償法の軌跡と展望

損害賠償法の軌跡と展望 山田卓生先生古稀記念論文集

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  • 紙の書籍
定価:税込 10,800円(本体価格 10,000円)
在庫なし
発刊年月
2008.05
ISBN
978-4-535-51582-6
判型
A5判
ページ数
632ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

山田教授の主要業績である損害賠償法の分野で、総論的問題、家族・医療、不法行為、契約のテーマで寄せられた25編の論文を収録。

目次

1 総論的諸問題

胎児の法的地位と損害賠償請求
 ――近時の最高裁判決を機縁として/河上正二
近親者の慰謝料請求に関する一考察/本山 敦
民法724条後段の起算点及び適用制限に関する判例法理/松久三四彦
「被害者にとって控え目な算定」考/藤村和夫
「民営化」後の民事責任/今村与一

2 家族・医療

不貞行為の相手方の慰謝料請求/水野紀子
不貞行為の相手方の不法行為責任/二宮周平
ドイツにおける婚姻義務違反にもとづく損害賠償/宮本ともみ
アメリカにおける医療事故の紛争処理をめぐる近時の議論状況と日本への示唆/手嶋 豊
NZ事故補償制度における医療事故概念の変遷/浅井尚子
医療事故における被害者の救済
 ――スウェーデン患者障害法からの示唆/千葉華月

3 個別の不法行為

「意見・論評による名誉毀損」の諸類型と免責事由
アスベスト被害救済と因果関係の認定/渡邉知行
自賠法3条の運行起因性に関する紛争処理事例
 ――自賠責保険・共済紛争処理事例集より/大嶋芳樹
わが国における裁判例にみる学校災害に対する一視点
 ――損害賠償から安全指針へ、安全から安心へ/橋本恭宏
EUおよびドイツにおける製品安全制度/円谷 峻
悪意の二重譲受人の不法行為責任
 ――「自由競争」論の再構築に向けて/松尾 弘

4 契約と損害賠償法

損害賠償額の予定・違約金条項をめぐる特別法上の規制と民法法理/千葉恵美子
「損害賠償額の予定」ルールと非良心性の法理/木原浩之
ドイツ新債務法における一時的不能の取扱い/中村 肇
請負人の瑕疵担保責任に基づく注文者の損害賠償請求権と相殺
 ――請負人からの相殺/松本克美
契約の有効・無効と損害賠償の関係
 ――不法行為法的救済の補充的機能を中心に/武川幸嗣
費用賠償請求権について
 ――債務不履行に基づく損害賠償のもう一つの可能性/福田清明
交渉力格差への法的規制と市場倫理
 ――リバタリアニズムによる批判を契機として/山田八千子
「自立支援」の理念と損害賠償法
 ――本人による介護拒絶と介護者の損害賠償責任の問題を手がかりとして/菅富美枝