書籍詳細:私の体験的日本弁護士論序説

私の体験的日本弁護士論序説 司法改革の王道を歩んで

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  • 紙の書籍
定価:税込 3,300円(本体価格 3,000円)
在庫なし
発刊年月
2007.09
ISBN
978-4-535-51584-0
判型
菊変型判
ページ数
308ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

中坊執行部以来、日弁連は変容を遂げ「司法改革」を進めたが、その矛盾が顕在化してきた。弁護士浪人根絶のため市場原理主義から脱し、国民のための改革を提言する。

目次

第1部 司法改革の王道を歩む

第1章 「司法制度改革」と日本弁護士連合会の変容過程
第2章 「司法改革」と弁護士特権階級論
第3章 依頼者主権論と実務上の懸隔
第4章 「司法改革」と法曹人口論
第5章 民事訴訟利用者調査報告書の分析―司法制度改革審議会意見書付属文書

第2部 司法の優越性と独立を求めて

第1章 司法権の独立と独善
第2章 裁判の復活
第3章 交通裁判の実態と問題性

第3部 河川災害訴訟の提起と展開

第1章 水害裁判の社会的意義―8・28水害3周年に際して
第2章 水害訴訟の法律問題―加治川水害訴訟を中心として
第3章 河川災害訴訟の提起と展開―加治川水害訴訟を中心として
第4章 水害への最初の告発―わが国はじめての本格的河川災害裁判
第5章 国家賠償法から「河川」の2文字を消した荒技

第4部 原子力発電の安全性を問う

第1章 スリーマイル島事故に学べ―米では原発の「肯定的評価」に変化
第2章 放射能汚染水放流禁止裁判の実情
第3章 原子力発電に人類の未来を託すことができるか

第5部 ドイツ連邦共和国の裁判に学ぶ

第1章 弁護士がみたドイツ・フライブルクの裁判所

第6部 法窓対談

第7部 資料