書籍詳細:ケースからはじめよう 法と経済学

ケースからはじめよう 法と経済学 法の隠れた機能を知る

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,860円(本体価格 2,600円)
在庫あり
発刊年月
2007.09
ISBN
978-4-535-51581-9
判型
A5判
ページ数
296ページ
Cコード
C3032
ジャンル
難易度
テキスト:初級

内容紹介

まず各章の冒頭に設例をあげ、その背景の解説、関連する判例と法令を通して、「法と経済学」を学んでゆく法学部学生向けテキスト。

目次

序 章「法と経済学」のすすめ

 1 法の隠れた機能を知る

 2 任意規定と強行規定の意味を検証する

 3 法のもたらすパラドックスを正確に把握する

 4 法による当事者への介入の条件を踏まえる

 5 「政府の失敗」を軽視しない

 6 法と経済学で考える

第1章 金利に対する政府介入はどうあるべきか

 ――契約法の経済分析の基礎

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第2章 解雇規制は誰を保護するのか

 ――完備契約と不完備契約

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第3章 河川の流水はどのように配分すべきか

 ――所有権法の理論

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第4章 構造計算偽造事件の損失は誰が負うべきか

 ――損害賠償法の経済分析

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第5章 担保不動産からの債権回収はなぜ進まないのか

 ――担保執行法の経済分析

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第6章 犯罪抑止にとって刑罰とは何か

 ――刑法の経済分析

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第7章 企業規律に責任を持つのは誰か

 ――会社法の経済分析

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第8章 知的財産は有体物と何が違うのか

 ――独占権付与の経済分析

 1 背景説明および法と経済の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第9章 価格戦略は「反競争」的か

 ――独占禁止法の経済分析

 1 背景説明および法と経済学の理論

 2 判例・公取委審決とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子

第10章 環境を守ることとは何か

 ――環境法の原理

 1 背景説明および法と経済学の理論

 2 判例とその解説

 3 法と経済学で考えてみよう

 4 回答骨子