書籍詳細:パーソナリティ障害とむきあう

パーソナリティ障害とむきあう 社会・文化現象と精神科臨床

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
在庫なし
発刊年月
2007.08
ISBN
978-4-535-56247-9
判型
四六判
ページ数
316ページ
Cコード
C3047
ジャンル

内容紹介

事件や映画、文学作品からパーソナリティ障害の特性を探り、同時に治療へとつなげる。パーソナリティ障害の第一人者による臨床論。

目次

第1章 リストカットをどうみるか――映画「ファザーレス」に描かれた回復過程

第2章 解離状態にどうかかわるか

第3章 自己愛にどのような態度をとるか――ジャン=ジャック・ルソーの生涯

第4章 罪悪感を抱くということ――永山則夫の「反省しない」という決意

第5章 治療者に対する恋愛感情・ストーキング――恋愛についての問題(1)

第6章 治療者の側で抱く恋愛感情――恋愛についての問題(2)

第7章 「嵐が丘」から読む愛のかたち――恋愛についての問題(3)

第8章 身体接触欲求について

第9章 患者の目から見た精神科医療――境界性パーソナリティ患者の著作から

第10章 境界性パーソナリティ障害の自己治癒援助――さまざまな自己学習治療法

第11章 問題行動への家族の対応――『積木くずし』から学ぶ

第12章 問題行動と危機管理

第13章 パーソナリティとは社会化された「わたし」である――時代の「わたし」(1)

第14章 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』と『仮面の告白』――時代の「わたし」(2)