書籍詳細:法医鑑定と検死制度

法医鑑定と検死制度

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  • 紙の書籍
定価:税込 7,150円(本体価格 6,500円)
在庫なし
発刊年月
2007.05
ISBN
978-4-535-51551-2
判型
A5判
ページ数
394ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

検死、司法解剖の現状と今後、刑事司法における鑑定のあり方について、医学者、刑事法学者、実務家の比較法的視点も交えた共同研究。龍谷大学社会科学研究所叢書。

目次

序 総論――研究の視角について/福島 至

第1部 座談会 司法解剖と法医学鑑定――法医学と刑事法学との対話/勝又義直・神山啓史・反町吉秀・山本啓一・福島 至

第2部 法医鑑定について――司法解剖・鑑定(法医学)と法律学

第1章 司法解剖の実際/山本啓一

第2章 理論編(1)鑑定試料の保存と証拠能力/徳永 光

第3章 理論編(2)法医鑑定と刑事事実認定/豊崎七絵

第4章 実務編(1)法医鑑定と刑事弁護/神山啓史

第5章 実務編(2)法学部・法科大学院で求められる法医学教育/反町吉秀

第3部 検死制度について――死因究明のあり方について

第1章 検死制度の現状/勝又義直

第2章 被拘禁者の死亡原因究明/勝又義直・福島 至

第3章 諸外国の検死制度/福島 至・安達光治・山本啓一・白取祐司・村井敏邦・反町吉秀

第4部 事例研究

第1章 横浜市営住宅変死事件/安達光治

第2章 医療刑務所看護士暴行事件/石塚伸一

第3章 草加事件/豊崎七絵

第4章 松戸市会社員殺人事件/徳永 光

第5章 菊池事件/徳田靖之

終 章 総括――21世紀のあるべき制度に向けて/福島 至