書籍詳細:こころに気づく

こころに気づく

の画像の画像
  • 紙の書籍
定価:税込 1,870円(本体価格 1,700円)
在庫なし
発刊年月
2007.03
ISBN
978-4-535-56239-4
判型
四六判
ページ数
240ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

人生の岐路に立つとき、人は何を思い、また何に気づくのだろうか? 村瀬嘉代子先生にゆかりのある人たち40余名があつく語る。

目次

1 研究・実践の場における気づき

間違えても教えてもらえばいい/日笠摩子

フロンティアに挑みつづける/森岡由起子

こころの風景を描くこと/福田 周

ウォームハートとクールヘッド/佐藤隆一

心理臨床と組織運営の接点/卯月研次

全国CIDPサポートグループの設立に向けて/青木 聡

雨の日のおしぼり/廣川 進

心理療法と「操作」/田中康裕

臨床家同士で支えあうことの意味/桜井美加

率先垂範ということ/新保幸洋

学生相談からの気づき/大木順子

静かな祈り/並木 桂

2 心理臨床の場における気づき

出会いから学びつづける/湯野川淑子

長くかかった納得/滝川典子

いまの出会いは、いまだけのもの/望月政江

「死」の心理臨床に学ぶ/奥村茉莉子

電話相談から学んだこと/佐保紀子

精神科病院における心理臨床/清水隆善

小児科で心理相談を担って/最上澄枝

相手の目線をキャッチする/青木邦子

精神科クリニックの心理職/北村桂子

子どもとともに/有井悦子

3 福祉の場における気づき

何気ない日々の積み重ねの中に/国分美希

虐待を受けた子どもたちとのかかわり/増沢 高

一粒のどんぐりと一滴の水/山口愼一

現場臨床の実践/重松正典

知的障がい者とのかかわり/上嶋一華

地域における精神障害者への心理援助/進藤義夫

4 司法・行政の場における気づき

心理臨床と司法の協働/神谷信行

家族の地図を描く/赤松洋子

必然性、主体性、そしてつながり/鉄島清毅

人の営みの理解/石井葉子

こころに寄り添うということ/上野はるみ

子どもの言葉を聴く/藤川 浩

非行の現場に携わって/飯田昭人

生活との出会いとこころのふれあい/田中裕子

5 働く場・生活する場における気づき

普通のおばさんになれますか/大羽賀秀夫

生活をデザインする/善養寺圭子

教師と臨床心理のちがいって、何?/内藤伸一

臨床心理との出会い/信田壽光

「かわる」ということと変奏曲/長谷川恵美子

表現することのむずかしさ/湯野川誠行

丸い音/田中 梢

こころのセンサー:あとがきに代えて/滝川一廣

[特別寄稿] すべてをわがこころの糧に/村瀬嘉代子