書籍詳細:市民の司法をめざして

市民の司法をめざして 宮本康昭先生古稀記念論文集

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  • 紙の書籍
定価:税込 11,000円(本体価格 10,000円)
在庫なし
発刊年月
2006.12
旧ISBN
4-535-51535-2
ISBN
978-4-535-51535-2
判型
A5判
ページ数
684ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

1960年代に起きた最高裁による裁判官再任拒否。その後、弁護士そして日弁連において常に司法改革の理論、運動をリードした宮本康昭先生の古稀記念論文集。

目次

第1部

「懇話会参加者は地裁支部勤務が長い」か/石塚章夫

刑事訴訟法改正の跡を振り返って/石松竹雄

裁判の独立に関する一考察/泉山禎治

民法の現代語化について/宇佐見大司

司法制度改革のパラドックス/浦田賢治

宮本再任拒否を改めて考える/江藤价泰

弁護士会の合意形成について/大川真郎

宮本再任拒否の背景と意味についての再検証/大出良知

司法改革と裁判官論/戒能通厚

解散権考/加藤一彦

裁判官評価における外部情報/川中 宏

日本の司法改革の成果と課題/木佐茂男

「法曹の資質」と「法の支配」/後藤富士子

司法制度改革から取り残された裁判所・検察庁支部/杉井静子

裁判官再任請求権説の検証/竹田 稔

「裁判員制度と報道のガイドライン」私案/土屋美明

日本司法支援センター設立の意義と今後の課題/寺井一弘

裁判官の職務統制と独立保障/馬場健一

「司法改革の実行」とは/濱田広道

司法参加と国民主権/広渡清吾

裁判員制度における裁判官の「説示」について/丸田 隆

戦後司法改革と裁判官のあり方/村井邦敏

これからの弁護士/本林 徹

裁判員裁判と評議/守屋克彦

裁判員制度導入の意義について考える/安原 浩

右翼ジャーナリズムの暗躍/鷲野忠雄

第2部

宮本さんが判事補であった頃のこと/秋山賢三

宮本さんが裁判官だったころ/飯室勝彦

宮本康昭さんと私/井垣康弘

宮本裁判官再任「要望書」について/大田朝章

再任拒否をめぐる司法研修所13期の運動/工藤勇治

司法改革の羅針盤としての宮本さん/久保井一匡

多勢に抗していくことの難しさ/久保田穣

司法改革の夢と現実/坂元和夫

激動期回想そして司法改革へ/佐々木秀典

宮本さんとともに/下澤悦夫

司法改革の感想/寺本嘉弘

司法参加について/利谷信義

裁判官の資質とは/中尾正信

学生裁判と再任許否の思い出/平湯真人

宮本さんへ/水野邦夫

宮本さんと司法改革/明賀英樹

私が「本当に若かった頃」/森野俊彦

第3部

基調講演/宮本康昭

シンポジウム 宮本判事補再任拒否から今次司法改革まで/堀野 紀・佐柄木俊郎・森野俊彦・大出良知・宮本康昭・丸島俊介

宮本康昭先生経歴

宮本康昭先生著作目録