書籍詳細:危険運転致死傷罪の総合的研究

危険運転致死傷罪の総合的研究 重罰化立法の検証

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  • 交通法科学研究会
  • 紙の書籍
定価:税込 4,180円(本体価格 3,800円)
在庫なし
発刊年月
2005.11
旧ISBN
4-535-51462-3
ISBN
978-4-535-51462-1
判型
A5判
ページ数
312ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

2001年に新設された危険運転致傷罪は交通刑法に大きな変化をもたらした。その理論的問題を実態調査もふまえつつ、市民の視点から分析。CD-ROM付属。

目次

第1部 総論

第1章 道路交通政策の展開と危険運転致傷罪/内田博文

第2章 刑事法における被害者の位置づけ/緑 大輔

第3章 危険運転致死傷罪施行をめぐる状況に関する社会学的一考察/小山雄一郎

第4章 自動車運転による死傷事犯に関する刑法改正/葦名ゆき

第5章 危険運転致傷罪の弁護経験から/馬場 泰

第2部 刑法・刑事訴訟法上の諸問題

第1章 危険運転致死傷罪の解釈/内田博文

第2章 危険運転致死傷罪における危険概念/本庄 武

第3章 危険運転致死傷罪における主観的要件/津田博之

第4章 捜査手続における危険運転致死傷罪の問題/京 明

第5章 危険運転致死傷罪と交通業過致死傷罪/福井 厚

第3部 刑事政策・交通政策上の課題

第1章 危険運転致死傷罪の量刑/本庄 武

第2章 危険運転致死傷罪と交通事犯者の処遇/徳永 光

第3章 危険運転致死傷罪施行・道路交通法一部改正と関係する交通統計の概観と検討/小山雄一郎

第4章 警察庁統計からみた交通事故現状と有効な再発防止対策/堀野定雄

第5章 道路交通事件の厳罰化と非犯罪化/正木祐史