書籍詳細:実戦 景気観測の技術

実戦 景気観測の技術

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,530円(本体価格 2,300円)
在庫なし
発刊年月
2005.08
旧ISBN
4-535-55441-2
ISBN
978-4-535-55441-2
判型
A5判
ページ数
248ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

現在の景気の状態をどう把握するのか。経済企画庁と内閣府とで景気観測を仕事としてきた著者が景気を読むコツを伝授する。

目次

序 章 景気観測はどうやるのか

第1章 輸出入に関する景気観測

1 輸出はどこに何が増えているのか

2 輸入は景気指標ではないのか

3 円高と輸出に関する一側面

4 2つの輸出数量と輸出動向の貴重判断

5 外的要因の経済効果

6 対米輸出は減少しているのか

第2章 生産・出荷・在庫に関する景気観測

1 鉱工業生産指数と製造業のウェイト

2 生産か出荷か

3 生産動向の読み方

4 2003年夏にミニ在庫調整はあったのか

5 生産の増加はどの程度IT主導なのか

第3章 企業活動に関する景気観測

1 大企業と中小企業

2 企業倒産件数と景気循環

3 企業業績回復はリストラ主導か

4 雇用指標の見方

5 サービス業に景気循環はあるのか

6 交易条件の変化をどう読むか

7 ビジネス・サーベイのDIを読む

第4章 投資に関する景気観測

1 資本財や建設財の出荷と設備投資

2 建設投資はよみがえるのか

3 機械受注の先行性は変質したのか

4 稼働率の使い方

第5章 個人消費に関する景気観測

1 家計消費の現状評価

2 2003年夏の天候不順と個人消費について

3 冷夏のあとの消費動向

4 うるう年効果は大きかったのか

5 景気と一致して動く消費関連指標はないのか

6 家計の収入は増加しているのか

7 消費者心理は本当に改善しているのか

8 家計調査の”振れ”は是正されるのか

9 2ヶ月連続減はいよいよ駄目という警報か

10 消費の動きをどう見るか

第6章 合成指標などによる景気観測

1 景気指標としてのGDP

2 四半期GDPとCI(コンポジット・インデックス)

3 GDPデフレーターは、なぜ企業物価指数や消費者物価指数より低下率が大きいのか

4 指標の傾向と単月・単期の動き

5 マネーサプライをどう見るか

6 大口電力使用量の景気指標としての威力

7 消費者物価指数の実勢

8 BSE(狂牛病)の影響(断片的観測)

9 景気循環と自殺の関係

10 商品指数と国内景気

11 非主流派経済指標の探索