書籍詳細:量子力学

量子力学 変換理論と散乱理論

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,070円(本体価格 3,700円)
在庫なし
発刊年月
2005.06
旧ISBN
4-535-78429-9
ISBN
978-4-535-78429-1
判型
A5判
ページ数
280ページ
Cコード
C3042
ジャンル

内容紹介

1980年代のアメリカの大学で行われた梅沢博臣による講義の翻訳。理論物理学としての構成の見通しの良さが現代に蘇える。

目次

第1章 古典力学における不変変換

1.1 基本変数と不変変換

1.2 正準変換と母関数

1.3 ハミルトニアン

1.4 不変変換と保存則

1.5 作用変数と断熱定理

1.6 古典量子論

1.7 電磁放射に対する正準方程式

第2章 行列力学における不変変換

2.1 行列

2.2 行列力学

2.3 不変変換と保存則

第3章 正準変数の表現

3.1 ヒルベルト空間

3.2 正準変数の振動子表現

3.3 振動子表現における軌道角運動量

3.4 正準作用素のシュレーディンガー表現

3.5 シュレーディンガー表現における軌道角運動量

3.6 ユニタリー同値と物理的等価性

3.7 有界作用素と非有界作用素

3.8 ユニタリー処方

3.9 フォン・ノイマンの定理

3.10 デルタ関数

3.11 波動関数と状態ベクトル

3.12 測定と不確定性原理

3.13 シュレーディンガー方程式

3.14 変分法

3.15 電磁放射の量子論とラム・シフト

第4章 時間に依存した表現

4.1 時間に依存した表現

4.2 シュレーディンガー表示

4.3 相互作用表示

4.4 摂動計算

4.5 波動関数の経路積分形式

第5章 スピン・磁気能率・パリティ・統計

5.1 ガリレイ変換の生成元

5.2 角運動量

5.3 スピン角運動量

5.4 磁気能率

5.5 空間反転とパリティ

5.6 同種粒子

第6章 散乱理論:予備的考察

6.1 散乱

6.2 運動学的関係

6.3 流束

6.4 断面積

6.5 平均自由行程と断面積

第7章 弾性散乱

7.1 波動方程式

7.2 収束波と発散波

7.3 S-行列とT-行列

7.4 光学定理

7.5 中心力場と位相のずれ

7.6 衝突径数

7.7 位相のずれと対数微分

7.8 ヨスト関数・位相のずれ・束縛状態

7.9 レビンソンの定理

7.10 T-行列に対する基本方程式

7.11 ボルン近似

7.12 有効到達距離の方法

7.13 クーロンポテンシャルによる散乱

7.14 短距離位置エネルギー関数と共存するクーロンポテンシャル

7.15 同種粒子の散乱