書籍詳細:通貨金融危機と国際マクロ経済学

通貨金融危機と国際マクロ経済学

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,200円(本体価格 2,000円)
在庫なし
発刊年月
2004.03
旧ISBN
4-535-55379-3
ISBN
978-4-535-55379-8
判型
A5判
ページ数
228ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

通貨金融危機とは何だったのか? 97年のアジア通貨金融危機、92年の欧州通貨危機、94~95年の中南米危機の真因を探り、通貨金融危機を起こす条件・起こさない条件を探る。日本に危機は到来するのか?

目次

 はしがき
第1章 通貨金融危機とは何か
1 通貨危機のピークとその前後
2 通貨危機の三局面の解明
3 通貨危機と金融危機の複合
第2章 1990年代の東アジアの危機
1 東アジア経済の特質
2 震源国タイの分析
3 インドネシアと韓国への危機の”伝染”
4 金融システム再建への道
第3章 ヨーロッパの危機、中南米の危機
1 通貨危機の地域的特徴
2 1992年のヨーロッパの危機とその後
3 1994-95年の中南米の危機
第4章 国際経済政策の新思考と改革
1 最適な為替レート制度を求めて
2 東アジアに適合した通貨政策
3 見えてきた経済健全化政策
第5章 国際資本移動の自由と規律
1 最近の国際資本移動
2 規制が正当化される理由
3 銀行の国際行動基準とは何か
4 機関投資家をどう規制するか
補 論 危機は日本にもおこるのか