書籍詳細:憲法の想像力

危機と対峙する力としての文化 憲法の想像力

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫なし
発刊年月
2003.04
旧ISBN
4-535-51125-X
ISBN
978-4-535-51125-5
判型
四六判
ページ数
328ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

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研究者あるいはひとりの市民として、憲法の実践を通して社会と関わり続けてきた著者が、想像力によって拓かれる憲法の豊かな可能性・生命力と、困難な時代に対峙する力としての文化とを、情感あふれる筆致で説く。

目次

プロローグ

法と想像力

1 憲法を嗤う時代

自立した個人が生かす憲法

世代を超えた「共同作業」としての憲法

改憲アングルからみた「憲法五〇年」

憲法とデモクラシー

道 新世紀に

2 危機のなかのメディア

「やさしい顔」の言論統制

自己責任をともなう自律の選択を

なぜ「表現の自由」か

3 自由とジレンマ

“自由”と不連続関係に在る文化と“自由”と折合いを

確信・熱狂・表現の自由

ワーグナー騒動

4 法・物語・直感

やっぱり気になる「フィクション」論

「見れば、わかる」という言い方をめぐって

5 文化と憲法的思惟

イギリスを覗く

個人の存在・個人の果たした役割とその評価をめぐって

オペラ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』など

ホモフォビアからホモファイルへ

カナダの一角を覗く

大したことでないのに馬鹿騒ぎ?

初出一覧