書籍詳細:誰のための人権か

人権擁護法案の本当のねらいは何か 誰のための人権か 人権擁護法と市民的自由

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,420円(本体価格 2,200円)
在庫なし
発刊年月
2003.04
旧ISBN
4-535-51387-2
ISBN
978-4-535-51387-7
判型
四六判
ページ数
336ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

国会で本格審議に入ろうとしている表現の自由、メディア規制にかかわる重要な論点を含む人権擁護法案。しかし法案の内容自体が広く明らかにされていない。本書は、法案そのものの問題点を条文解説などで明らかにする。市民的自由を考える上で必読の書。

目次

第1章 人権擁護法とは何か
総論1 人権擁護法とは何か
総論2 表現・メディア規制の動向と個人情報保護法案
総論3 新個人情報保護法と市民的自由
第2章 条文解説
1 総則
2 人権委員会と人権擁護委員
3 人権救済手続
4 特別救済対象としての人権侵害
第3章 徹底討論/座談会・人権擁護法案の検討
第4章 比較研究/「メディアと人権救済」の国際動向
1 イギリス
2 アメリカ
3 韓国
資料編
1 人権擁護法(案)
2 国家機関(国内人権機関)の地位に関する原則(パリ原則)
3 規約第四〇条に基づき締結国から提出された報告の検討
  自由権規約委員会の最終見解