書籍詳細:財政金融制度のグローバルスタンダード

日本での経済学的常識は世界に通じるか 財政金融制度のグローバルスタンダード ロンドンからの視点

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,104円(本体価格 3,800円)
在庫なし
発刊年月
2002.10
旧ISBN
4-535-55304-1
ISBN
978-4-535-55304-0
判型
A5判
ページ数
352ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

長引く不況は一向に回復の兆しを見せない。失われた10年の財政金融政策に大きな誤りがあったのではないか。あらためて財政金融制度のグローバルスタンダードとはなにか、ロンドン滞在3年の知見を元に明らかにする。

目次

序 章 ロンドンからの視点
1 日本に適した金融制度とは
2 英系マーチャント・バンクの危機
3 シティーのプレーヤーの強み
4 プロ野球型と社会人野球型
5 日本型金融をどう見るか
6 欧州通貨統合は一種の政治統合
7 ビッグ・バンはまだ進行中
8 狂牛病とメージャー政権の行方
9 英国の政治制度
10 金融機関の規制・監督のあり方(1)
11 金融機関の規制・監督のあり方(2)
12 英国から日本経済を見る
第1章 財政金融制度のグローバルスタンダード
1 各国財政・金融政策に対するシティーの見方
2 金融機関の債権償却のあり方に関するイングランド銀行の提案
3 メキシコ通貨危機の意味するもの
4 (欧米)機関投資家の横並び現象と相場の乱高下
5 金融機関の規制・監督の世界的潮流
6 金融機関に対する公的資金の投入方法
7 ドイツにおける銀行監督
8 生命保険の破綻とモラル・ハザード
9 持株会社の導入にあたり「銀行」を特別視すべきか
10 北欧金融危機の現状
11 デリバティブの発達と金融の規制・監督
第2章 英国における金融機関規制・監督体制の見直し
1 イングランド銀行組織再編の背景
2 ロンドン証券取引所における小規模企業取引市場(AIM)創設の動き
3 ベアリングズ事件の意味するもの
4 ロイズ自主規制への警鐘
5 金融規制・監督体制に対する英国大蔵省の考え方
6 英国の投信改革
7 ベアリングズ事件に関するイングランド銀行の調査報告
8 イングランド銀行(BOE)による銀行危機への対応
9 新証券取引所「トレードポイント」の登場
10 英国における銀行監督体制見直しの議論
11 ロンドン証券取引所と証券取引の将来
12 英国における金融機関規制・監督体制の見直し
13 新証券決済システムCRESTのスタート
14 ロンドン・クリアリング・ハウスの改革
15 イングランド銀行に対するアーサー・アンダーセンの勧告
16 英国大蔵省(H.M.Treasury)の地位
17 新証券決算システムCRESTの現状と課題
18 英国株の賃借取引に対するSIBの提言
19 シティーの金融監督制度改革
20 労働党政権下における英国の金融監督制度改革について
第3章 ロンドンから見た日本の財政・金融
1 日本の銀行監督等に対するイングランド銀行の見方
2 ロンドンにおける日本株取引の実態
3 日本の財政状況に対するロンドンの反応
4 日本の不良債権問題に対するロンドンの見方
5 日本経済および邦銀の不良債権問題に対するロンドンの見方
6 大和銀行事件に対するロンドンの見方
7 ジャパン・プレミアムについて
8 日本の不良債権問題に関する指摘
9 住専問題に対するシティーの反応
10 日本の金融機関の規制・監督方法に対する評価と検討課題
11 住友商事関連情報
12 日本の金融制度のめざすべき方向
13 ロンドンから見た日本の来年度予算案の評価
14 邦銀の資金調達と銀行株の下落
15 ロンドンにおける最近の邦銀の活動とジャパン・プレミアム
16 東京国際金融市場活性化のための方策
第4章 欧州通貨統合と英国の政治、行政
1 欧州通貨統合の本質
2 英国における政治、行政の動き
第5章 金融トピックス
1 英国における金融の新しい動き
2 外国為替市場の見通し
第6章 地域研究
1 中東の政治経済情勢
2 東欧・ロシア情勢
3 香港およびアジアの動向