書籍詳細:謀略のクロスロード

新資料で解読する731部隊の真相、帝銀事件の真犯人 謀略のクロスロード 帝銀事件捜査と731部隊

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,376円(本体価格 2,200円)
在庫なし
発刊年月
2002.08
旧ISBN
4-535-58337-4
ISBN
978-4-535-58337-5
判型
四六判
ページ数
224ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

帝銀事件の克明な捜査会議手記、それは毒物・細菌兵器の開発・人体実験に携わった実行犯たちからの貴重な聴取録。新資料の本格的解読は、謀略部隊の新事実のみならず、帝銀事件犯人捜査に陰を落とした謀略をもあぶりだす。

目次

序 章 甲斐手記[陽の目を見た帝銀事件捜査日誌]
 帝銀事件─犯人は731部隊員?
 甲斐手記─難航する捜査の歩み
第1章 発生から「石井四郎」まで
 犯行の手口─帝銀椎名町支店
 犯行の手口─類似事件
 遺留品─名刺に深入り
 防疫給水部─石井機関
 凶器─毒物を謎にした捜査
 シンガポール─南方の防疫給水部隊
 松井名刺の謎
第2章 六研から旧軍の秘密部隊へ
 異木井報告─日本陸軍の研究機関
 署長情報─六研への手がかり
 六研から五六一部隊へ─毒ガス人体実験
 化学兵器の実戦使用
 軍医学校小西元副官に出会う─虐殺部隊の証言
 青酸捜査で九研へ
第3章 パンドラの箱が開いた[米軍前]
 新毒開発と人体実験─九研
 新毒物の登場─第二の名刺
 自説を翻した元軍人?
 「実験」の具体的方法─人の記憶
 青酸の専門家─青山虎彦
第4章 米軍の影がちらつき始める
 米軍の影
 米軍は秘密をにぎっているvs.米軍にも内緒─六研と九研
 米軍にも隠した秘密の活動
 米軍の影─七三一部隊
 米ソの影が捜査を覆う!!
第5章 パンドラの箱が開いた「米軍後」
 東郷部隊─七三一部隊の前身
 青酸カリによる人体実験
 青酸実験の時期と責任者─記憶の質
 青酸実験の実態─目的を推測する
 七三一部隊敗戦処理─教材→丸太→マルタ
 全面否定─科学の鬼と言われた生理学者
第6章 毒物[謀略作戦従事者による犯人推理]
 旧軍毒物「専門家」が描く犯人像
 八六部隊─新京特設憲兵隊
 二液の謎が暴いた南方での化学戦計画─糧秣厰の青酸中和剤
第7章 GHQの威を借り捜査の幕引きを図る
 強引な幕引き─平沢逮捕
 幕引きを望む人たち─誰もが戦犯訴追を恐れていた
 平沢逮捕で守られた秘密