書籍詳細:家裁調査官のスケッチブック

温かな視線で描かれた非行少年たちの「素顔」 家裁調査官のスケッチブック 私が出会った子どもたちと少年法

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,620円(本体価格 1,500円)
在庫なし
発刊年月
2002.03
旧ISBN
4-535-56187-7
ISBN
978-4-535-56187-8
判型
四六判
ページ数
200ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

自分を虐待した養父にナイフを向けた少女は天真爛漫だった。しかしそれは脆い家族を壊すまいと身につけた必死の明るさだった……。長年調査官を務めた著者が描く、無器用な命たち。改正少年法もわかりやすく解説。

目次

第1章 ある家庭裁判所調査官の一日
第2章 スケッチ 家裁で出会った子どもたち
 1 色々な子どもたち
  生きることの重さを教えてくれた誠君
  心を育てられなかった「おとなしい」つよし君
  よい家庭のよい子たち
  傷つきやすい少年の心
  鑑別所に入って考えたさとる君
  自立しようとして孤立してしまった健二君
 2 色々な親たち
  厳しい父親ってどんな親だろう
  「いってらっしゃい」と言われたい
  「よい子」の変化を認められなかった母
  親も支えて…
 3 審判の中の子どもたち
  刑事裁判を希望する和男君
  待つこと
  審判言い渡し後のできごと
  事実認定の難しさ
 4 現代という時代を生きる子どもたち
  肌のぬくもりとIT革命
  電車の中での化粧のこと
  「普通」ということ
  あの人たちはいったい何?
 5 成長する子どもたち
  明るさの底にある深い悲しみを越えて
  愛されたことのある子どもの強さ
  予想を超える子どもの成長
第3章 子どもとはどういう存在なのか
 1 大人とは違う子どもの姿
 2 現代の子どもの思春期
第4章 「少年法」を巡る問題
 1 少年法はなぜあるのでしょう
 2 日本の少年法の成り立ち
 3 改正前少年法の理念
 4 少年法に対する不満
  少年法を「もっと厳しく」ということについて
  事実認定について
  被害者の人権について
第5章 改正少年法をどう考えるか
 1 刑事処分可能年齢の引き下げ
 2 原則刑事手続きの導入
 3 合議制審判と検察官の立会い等
 4 保護者の責任
 5 被害者への配慮
第6章 これから考えていきたいこと
 1 少年法論議の前に
 2 少年法に関して