書籍詳細:ヘルパーにもいわせて!

ヘルパーの本音が明かす介護現場の真実 ヘルパーにもいわせて! 聞書 介護ヘルパー白書

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫なし
発刊年月
2002.01
旧ISBN
4-535-56190-7
ISBN
978-4-535-56190-8
判型
四六判
ページ数
312ページ
Cコード
C3036
ジャンル

内容紹介

高齢者を寝たきりにさせるのも、生活にはりあいをもって生きてもらうのも、介護ヘルパーの腕ひとつだ。彼らは何を感じ、何を考えて日々の介護に従事しているのだろうか。ヘルパーの本音が明らかにする介護現場の問題点。

目次

第1章 ヘルパーの悲鳴が聞こえる
 ヘルパーの人生観や生き方が問われます
 寝たきりだった人が自立されたんですよ!
 会社に秘密で勉強会をはじめました
 プロとしてのヘルパーが求められています
 ヘルパーが倒れないかと不安です。分刻みで余裕がないんです
 だれかが家のことを担っているのが在宅の基本
 「お掃除屋さん」とか「高給取り」と言われてショックでした
 今のほうがお役所仕事です。以前は柔軟に対応できたんですが
 介護保険は弱いものいじめ。現場でなんとか改善しています
第2章 人を生かす介護、ダメにする介護
 ターミナルと言われた方が、今ではゲートボールができるんです
 望んでいることが察知できるようになったら、ほんもの
 どこで断られても、ここで対応してくれる。それを私は誇りに思っています
 お嫁さんになったつもりでやれば、まちがいありません
 大切にしたいのは「気持ち」です。不安を聞いてあげるのがいちばん大事
 心配りが信頼関係に結びつくのに
第3章 ケアマネジャーにはなったけど
 制約されずにケアプランをつくりたい
 ケアマネジャーの財産はアセスメント力と情報力
 ごう慢なケアプランはたてられない
第4章 介護の世界へ転身して
 経営を安定させるには、ヘルパーは死ぬまで働かなくてはなりません
 心がけているのは、お年寄りから一日に一回笑いをとること
 「センターは家族といっしょ」が私のポリシーです
第5章 窮鼠猫を噛む
 「専門職」といわれながら主婦が主流というのはおかしい
 嫌われてもいいから信頼されたい
 マスコミを騒がせていますが、動揺するお年寄りはいません
 満足のいく日々をすごしてもらうのがプロ
[資料]データでみるホームヘルパーの現状