書籍詳細:イントロダクション マクロ経済学講義

数学がわからなくてもこの一冊でマクロは完璧 イントロダクション マクロ経済学講義

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,530円(本体価格 2,300円)
在庫なし
発刊年月
2002.04
旧ISBN
4-535-55275-4
ISBN
978-4-535-55275-3
判型
菊判
ページ数
288ページ
Cコード
C3033
ジャンル

内容紹介

マクロ経済学の入門書を読んでもよくわからないと嘆く学生は多い。にもかかわらず現実経済の全体像を得たいと願う初学者も少なくない。そんな人々を対象にこの1冊で海外との経済取引を含んだ完結した全体像を提供する。

目次

第1章 マクロ経済学で何を学ぶか
 1 ミクロ経済学とマクロ経済学
  1 微視と巨視
  2 マクロ経済学の存在意義
 2 経済成長と景気変動
第2章 経済の全体像を測る
 1 国内総生産と三面等価
  1 三面等価
  2 国内総生産
  3 国民総生産
  4 国民所得
 2 集計量間の諸関係
  1 総需要と総供給の均等
  2 所得の処分
  3 民間貯蓄とその用途
第3章 事後的関係から理論へ
 1 仮説の導入
 2 単純化の仮定
 3 取引対象の大分類
第4章 財・サーヴィス市場
 1 有効需要の原理
 2 消費関数
 3 投資関数
 4 政策変数の取扱い
 5 IS曲線
  1 財・サーヴィス市場の需要均衡
  2 方程式と未知数
  3 IS曲線の導出
  4 IS曲線の諸性質
第5章 貨幣市場
 1 貨幣の定義
 2 預金創造と貨幣供給
  1 銀行の預金創造機能
  2 貨幣乗数
  3 貨幣供給量の取扱い
 3 貨幣需要関数
  1 資産選択と貨幣需要
 4 LM曲線
  1 貨幣市場の需給均衡
  2 LM曲線の導出
  3 LM曲線の諸性質
第6章 閉鎖経済の短期均衡
 1 IS-LMモデル
 2 財政・金融政策の効果
  1 政府支出の変化
  2 税・移転の変化
  3 貨幣供給量の変化
  4 ポリシー・ミックス
 3 単純化の後始末
  1 財政政策の量的効果
  2 流動性のわな
第7章 国際取引を測る
 1 国際収支表
 2 国民経済と資本の流れ
第8章 為替レート
 1 為替レートとは何か
 2 外国為替市場
 3 物価と為替レート
 4 利子率と為替レート
第9章 開放経済の短期均衡
 1 ふたたび取引対象の大分類
 2 外国為替市場の均衡
 3 財・サーヴィス市場の均衡とOIS曲線の導出
  1 財・サーヴィス市場の需給均衡
  2 OIS曲線の導出
  3 OIS曲線の諸性質
 4 貨幣市場の均衡とOLM曲線の導出
  1 貨幣市場の需給均衡
  2 OLM曲線の導出
  3 OLM曲線の諸性質
 5 マンデル=フレミング・モデル
 6 変動相場制下の財政・金融政策
  1 政府支出の変化
  2 税・移転の変化
  3 貨幣供給量の変化
  4 通商政策の効果
 7 固定相場制下の財政・金融政策
  1 固定相場制のモデル
  2 政府支出の変化
  3 貨幣供給量の変化
  4 固定レートの変更
 8 単純化の後始末
第10章 失業とインフレーション
 1 失業率の定義
 2 失業の問題点
 3 さまざまな物価指数
 4 インフレーションの理論
  1 貨幣的現象としてのインフレーション
  2 フィリップス曲線
  3 修正されたフィリップス曲線