書籍詳細:癒しの原点

読むと、気持ちに余裕が出てくる本! 癒しの原点 心療内科医の覚書き

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  • 紙の書籍
定価:税込 1,870円(本体価格 1,700円)
在庫なし
発刊年月
2001.12
旧ISBN
4-535-56185-0
ISBN
978-4-535-56185-4
判型
四六判
ページ数
224ページ
Cコード
C3011
ジャンル

内容紹介

「自分のなかで癒し、他の人から癒され、また他の人を癒し……」を原点とする一心療内科医の心のつぶやき。患者さんとの交流から紡ぎ出される、精神・心理療法の知恵、先端医療に対する洞察。それは現代を生きる意味の問いかけ。

目次

第1部 癒しと医療
 ――医療のなかのさまざまな癒しのかたち
 1 癒しの原点
 2 アジール
 3 古くて新しい心身医学
 4 プライマリ・ケアと心身医学
 5 ストレスマネージメント
 6 認知行動療法
 7 思春期やせ症の世界
 8 うつ病の世界
 9 SSRIの時代
 10 音楽療法
 11 普遍的無意識と遠い記憶
 12 アーティストの死
 13 生の始まり、神の使い
第2部 子どもをみる
 ――生まれ立つものの発達と成長
 1 ママのオッパイ
 2 思春期
 3 母親の背中
 4 家庭の癒し
 5 わが家の風景
 6 花屋さんになりたい
 7 不登校
 8 ハーモニィカレッジ
 9 過去への旅路
 10 心療内科病棟にて
第3部 老いの癒し
 ――喪失と鎮魂の響き
 1 終の周辺
 2 静かな死
 3 幽霊も、みな出てくる夏の夜
 4 喪の仕事
 5 渡し守
 6 乳房のない生活
 7 老人病棟にて
 8 ケアハウスの鍋
 9 介護保険と生活文化
第4部 先端医療技術と生命
 ――私たちはもっと慎重に進むべきではないか
 1 先端医療と生命倫理
 2 警告
 3 ヒトゲノム計画
 4 生命の進化
 5 クローン人間
 6 先端医療と錬金術
第5部 日々のふれあい
 ――新世紀に奏でるロンド
 1 父性と母性
 2 テクストを読む
 3 死の影
 4 伝えたいこと
 5 新しい世紀に
 6 不惑のころ
 7 恩原の主
 8 激突
 9 キリスト教会のひととき
 10 樸の家
 11 梨の花咲く里で