書籍詳細:市民に身近な裁判所へ

市民に身近な裁判所へ 法曹一元をめざして

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  • 紙の書籍
定価:税込 4,730円(本体価格 4,300円)
在庫なし
発刊年月
1999.06
旧ISBN
4-535-51194-2
ISBN
978-4-535-51194-1
判型
A5判
ページ数
488ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

最近、日本の司法制度についての議論が法曹界のみならず、学界、政界、実業界からわき上がっている。「市民のための司法は如何にあるべきか」の観点から、精力的に取り組んできた日弁連の法曹一元に関する報告・討論の集大成。

目次

第1部 司法シンポジウム基調報告
 第1章 今なぜ法曹一元か
  第1 はじめに
  第2 なぜ法曹一元が採られなかったか
  第3 司法の現状と法曹一元
  第4 今なぜ法曹一元なのか
 第2章 法曹一元制の制度内容
  第1 はじめに
  第2 法曹一元制の定義
  第3 法曹一元制の意義と理念
  第4 法曹一元制の制度内容
  第5 法曹一元制への移行
 第3章 検討すべき基盤的事項
  第1 はじめに
  第2 弁護士任官の活動
  第3 非常勤裁判官
  第4 弁護士に対する国民の信頼を高めること
  第5 法曹一元と弁護士の数
  第6 地域格差の是正
  第7 弁護士のあらゆる分野への進出
  第8 国民との親近性
  第9 公共的性格
  第10 その他の条件整備について
 第4章 同時に検討しておくべき制度的課題
  第1 大学との連携
  第2 修習制度
  第3 裁判官の研修制度
  第4 弁護士会、弁護士団体
  第5 陪審、参審制の導入
  第6 司法行政
 第5章 日弁連の取り組みと今後の運動
  第1 市民へのアンケート分析
  第2 今後の運動
第2部 司法シンポジウムの記録
 第1分科会報告
  「法曹一元の意義とその条件」
 第2分科会報告
  「法曹一元の制度」
 第3分科会報告
  「法曹の養成(法曹一元をめざす養成制度、法曹一元下の養成制度)」
 全体会第2部
  「論点整理し、運動へ」
 パネル・ディスカッション
  法曹一元に向けての論点
第3部 カリフォルニアの法曹一元
 第1章 カリフォルニア州の司法制度の概要
 第2章 カリフォルニア州の裁判官任用制度
  第1節 裁判官制度の概要
  第2節 裁判官任命制度
  第3節 裁判官の質の確保に関する制度
 第3章 カリフォルニア州裁判所の司法行政