書籍詳細:人間の尊厳と司法権

人間の尊厳と司法権 西ドイツ司法改革に学ぶ

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  • 紙の書籍
定価:税込 5,400円(本体価格 5,000円)
在庫なし
発刊年月
1990.04
旧ISBN
4-535-57861-3
ISBN
978-4-535-57861-6
判型
A5判
ページ数
432ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

同じ敗戦国として出発しながら40数年の間に日独司法の風景は全く異なったものになっている。わが司法の現状を眺めるとき、西独から学ぶべきことは多い。150名に及ぶ面談を重ね、法学方法に衝撃を与える問題作。

目次

序章 ふたつの戦後司法
 1 はじめに
 2 いくつかの裁判と裁判風景
 3 問題の提起
 4 研究の対象と方法
第1章 裁判所と裁判所行政
 1 西ドイツの裁判制度の概要
 2 裁判所と裁判官に関する統計
 3 訴訟運営に関する主要な統計
 4 裁判所・法廷のつくりと裁判の公開
 5 裁判所などで法律相談・広報活動
 6 裁判官の自治と司法行政
第2章 裁判官人事
 1 概説
 2 連邦の裁判所の裁判官人事
 3 州の裁判所の裁判官人事
 4 まとめ
第3章 裁判官の身分組織利益団体
 1 概説
 2 ドイツの裁判官連盟
 3 ドイツ行政裁判官連盟
 4 公勤務・運輸・交通労働組合
 5 新裁判官連盟
 6 「裁判官協議」
 7 裁判官の国際組織
 8 小括
第4章 「内から」の司法改革
 1 概説
 2 司法制度改革論の歴史
 3 「内から」の司法改革
 4 いわゆる「大司法改革」の挫折
 5 司法改革の成果と残された課題
第5章 裁判官の職業倫理
 1 概説
 2 現代裁判官像
 3 裁判官の市民的自由
 4 「裁判官」と言えるためには
 5 開かれた検察官の職場
 6 裁判官・検察官の研修・研究会
 7 裁判官・検察官の国際交流
 8 まとめ
第6章 名誉職裁判官
 1 概説
 2 名誉職裁判官制度の構造
 3 名誉職裁判官制度およびその評価の歴史
 4 70年代前半の実証研究
 5 名誉職裁判官制度の現実的機能に対する評価
 6 実務上の問題とその改善策
 7 まとめ
第7章 行政事件からみた親切な訴訟
 1 本章の課題と方法
 2 「人間の尊厳」と訴訟手続法
 3 納得のいく実効的な権利保護の機会の保障
 4 審理手続原則も重要である
 5 行政訴訟における裁判官の役割
 6 裁判官の職歴は判例にどう影響するか
 7 まとめ
終章 人間の尊厳と司法権の役割
 1 序
 2 いま日本の裁判序と裁判官は
 3 西ドイツ司法の戦後史
 4 開かれた社会
 5 日本の司法の課題
 6 おわりに