書籍詳細:法律行為無効の研究

2001年私法学会シンポジウムのテーマに向けての注目を集める 法律行為無効の研究

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  • 紙の書籍
定価:税込 10,120円(本体価格 9,200円)
在庫なし
発刊年月
2001.09
旧ISBN
4-535-51253-1
ISBN
978-4-535-51253-5
判型
A5判
ページ数
796ページ
Cコード
C3032
ジャンル

内容紹介

法律行為の「無効」とはどのような内容・効果をもつものなのか。絶対的無効から無効の緩和・取消化(相対化)にあたって、いかなる法的構成として理論化するのか。このような問題関心のもとに、共同研究をまとめる。学界注目のテーマ。

目次

第1部 問題の所在と基本的視点

 1 法律行為の“無効”再検討・序説

 2 錯誤無効と詐欺取消の関係

 3 法律行為の“無効”について ほか

第2部 無効の諸態様

 1 いわゆる『相対的無効』について

 2 ドイツ法における相対的無効

 3 日本法における相対無効 ほか

第3部 原因別の無効

 1 意思無能力無効

 2 公序良俗違反無効

 3 強行法規違反無効 ほか

第4部 他の観念・制度との関係

 1 ドイツ民法における法律行為の不成立と無効

 2 法律行為の不成立と無効

 3 法律行為の不成立と無効・取消 ほか

第5部 効果ないし全体に関する問題

 1 無効行為の転換

 2 無効の効果

 3 無効と取消の二十効 ほか