書籍詳細:ガロアの夢

名著の復刊 ガロアの夢 群論と微分方程式

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  • 紙の書籍
定価:税込 2,750円(本体価格 2,500円)
在庫なし
発刊年月
1968.07
旧ISBN
4-535-78122-2
ISBN
978-4-535-78122-1
判型
A5判
ページ数
208ページ
Cコード
C3041
ジャンル

内容紹介

主題は、微分方程式のガロア理論であるが、群、トポロジー、関数論の交錯する地点に立って、これらの相互作用によって織り出されていく数学の面白さ、楽しさをこそ語る本書は、著者ならではのユニークな書である。

目次

序文

そして山の裂目(クレパス)にのまれてしまったとさ

数学以前のことなど

第0週 予備知識はいりません

第1週 集合と写像

第2週 同値類別について

第3週 自由群の話

エイヤーッとひっぱってみる

第4週 面の基本群のこと

第5週 基本群のこと

第6週 基本群の例

第7週 基本群の例(つづき)

奥さんがとり替ってもわからない紳士たち

第8週 被覆

第9週 被覆面と基本群

第10週 被覆面と基本群(つづき)

第11週 被覆変換群

人はしっぽをもっている

第12週 普遍被覆面の構成

第13週 ()の被覆類とπ1)の部分群の対応

ガロア理論を目で見よう

第14週 被覆面上の連続関数

第15週 被覆面上の関数論

解けるか 解けぬか

第16週 微分方程式

第17週 微分方程式の初等的解法

第18週 確定特異点

第19週 フックス型の微分方程式

さよならはHATTARIのあとで

第∞週 いいもらしたこと

第∞+1週 展望