書籍詳細:米中相克の時代

米中相克の時代

の画像の画像
  • 沼尻 勉
  • 紙の書籍
定価:税込 1,760円(本体価格 1,600円)
在庫なし
発刊年月
2000.06
旧ISBN
4-535-58280-7
ISBN
978-4-535-58280-4
判型
四六判
ページ数
184ページ
Cコード
C3031
ジャンル

内容紹介

21世紀のアジア・太平洋地域を支配するのは米中の2カ国であることは間違いない。さまざまな争点をめぐる相互批判と調整の繰り返しで揺れ動く両国の思惑と駆け引きの姿を通して、米中関係の「いま」を活写する。

目次

第1章 WTOと米中関係
1 中国国内に厳しい反応、米国も一部に意義
2 対応策講じる中国産業界
3 弾みがつくか対中投資
4 拡大の一途をたどる米中貿易
第2章 米中関係正常化とコソボ紛争
1 コソボでの民族浄化
2 世界戦略の相違露わに
3 「建設的、戦略的パートナーシップ」の構築と崩壊
4 正常化に弾みをつけたニクソン訪中
第3章 台湾問題と米国
1 「一つの中国」を否定
2 板挟みの米国
3 半世紀を経て米国は変化
4 経済的つながりの強い中台
第4章 曲折の米中軍事関係
1 分裂する米国世論
2 米中相互の軍事戦略
3 核をめぐる米中の思惑
4 海洋戦略を重視
5 通常戦略の増強
6 ロシアに再接近
第5章 待ち受ける課題
1 西部開発と石油需要の増大
2 人権か主権か
3 接近する中ロ
終 章 21世紀へ向けて
中国の「環境変化」
注目される米日の対応