雑誌詳細:法学セミナー  2016年12月号

2016年12月号 通巻 743号

  • 紙の書籍
毎月12日発売
[特集1]
法テラススタッフ弁護士の10年
定価:税込 1,512円(本体価格 1,400円)
在庫あり
発刊年月
2016.11
雑誌コード
08069
判型
B5判
ページ数
128ページ
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内容紹介

今年で創立から10年を迎えた法テラス(日本司法支援センター)とともに誕生したスタッフ弁護士の活動を振り返り、その実情を紹介し、今後のスタッフ弁護士のあり方を考える。

■特集 法テラススタッフ弁護士の10年

スタッフ弁護士という働き方……宮木恭子
現役スタッフ弁護士からの報告
(1)関係機関との連携
まだ見ぬ依頼者のために……野原郭利
(2)司法過疎地での活動(1)内陸部
法テラス雲仙法律事務所の活動報告……馬場章廣
─司法過疎地での活動及び福祉との連携
(3)司法過疎地での活動(2)島嶼部
奄美大島に赴任して……早瀬弥恵
─南の島の奮闘記
(4)被災地支援・対応
「弁護士」から被災自治体の「公務員」へ……佐藤隆信
(5)刑事弁護、裁判員裁判
正しい刑事裁判を実現するために……村井宏彰
日本司法支援センタースタッフ弁護士全国経験交流会における報告内容から見るスタッフ弁護士10年のあゆみ……鶴森雄二
スタッフ弁護士OBOGの現状
 スタッフ弁護士から裁判官へ……大塚博喜
 地方の都市型公設事務所に移籍して取り組んでいること……佐藤邦男
 スタッフ弁護士制度の創成期……南川 学
 ——状況法テラス誕生前夜から業務開始直後を振り返って
スタッフ弁護士への期待……佐藤岩夫
刑事弁護の“砦”となれ……安岡崇志
[座談会]スタッフ弁護士の未来を語る
……佐藤邦男、佐藤隆信、南川 学、野原郭利、早瀬弥恵、村井宏彰


[特別企画]
組織に飛び込んだ弁護士だからこそできる働き方
──ロースクール卒若手弁護士座談会
……小野田峻、菊池優太、杉田昌平、竹本綾世


[法学者の本棚]
救いと幻想、または信念。……金井光生
吉本隆明『共同幻想論〔改訂新版〕』


[ロー・ジャーナル]
辺野古訴訟高裁判決の問題点……松永和宏
─福岡高那覇支判平28・9・16
イギリスのEU離脱(Brexit)と私法・経済法……ユルゲン・バーゼドー
捜査取調べ国際会議に参加して……山田直子
─可視化時代の取調べ研究への示唆


[ロー・アングル]
わたしの仕事、法つながり[ひろがる法律専門家の仕事編]18……磯井美葉
途上国の人々の生活を守り、社会を発展させるための制度づくり

恋の法廷式 9……北尾トロ
恋愛感情は完全犯罪の邪魔をする


[ロー・クラス]
プラスアルファについて考える基本民法 21……武川幸嗣
留置権の行使と人的範囲

債権法講義[各論] 9……河上正二
現代における契約の成否

応用刑法1─総論 15……大塚裕史
共同正犯の処罰根拠と共謀共同正犯

財産犯バトルロイヤル 23─財産犯事例で絶望しないための方法序説……内田幸隆
私の物は家族の物?─親族の財産をめぐる諸問題

刑事訴訟法の思考プロセス 9……斎藤 司
被疑者の身体拘束制度と諸問題


[最新判例演習室]

憲法/武田芳樹
差別的言動を伴うデモの差止めと人格権の保障
[横浜地裁川崎支部決平28・6・2 LEX/DB文献番号25543108]

行政法/朝田とも子
労働委員会労働者委員任命処分の取消訴訟における労働組合の原告適格
[札幌地判平28・7・11裁判所HP100/086100_hanrei.pdf]

民法/中川敏宏
債権譲渡通知に対する「みなし到達」条項の適用可能性
[東京高判27・3・24 判時2298号47頁]

商法/鳥山恭一 
非公開会社による名簿上の株主への株主割当による新株発行の効力
大阪内外液輸株式会社事件
[大阪地判2015・12・18 金判1489号59頁(請求認容、控訴)]

民事訴訟法/川嶋四郎 
共同訴訟的補助参加人の上訴期間の独立性等
[最二小決平28・2・26 判タ1422号66頁]

刑法/松宮孝明 
過失犯の共同正犯
明石歩道橋事故強制起訴事件上告審決定
[最三小決平28・7・12 裁時1656号5頁]

刑事訴訟法/石田倫識 
有形力行使と任意捜査の限界
[東京高判平27・10・8 判タ1424号168頁]

労働法/矢野昌浩 
季節労働者との再契約拒否と労働契約法19条2号の類推適用
A農協事件
[東京高判平27・6・24 労判1132号51頁]


[ライブラリー]
ブック・レビュー
大貫裕之=著『ダイアローグ行政法』
米田雅宏

新刊ガイド

[ロー・フォーラム]
裁判と争点 
立法の話題

[コラム]
司法書士の生活と意見
弁護士事件ファイル 
判事補メモ

1月号(2016年12月12日発売)

特集=18歳選挙権のインパクト

いわゆる18歳選挙権を、法制度全体にインパクトを与え得る端緒として捉え、法分野を横断的に検討。学校における政治教育や主権者教育について、現状を踏まえ、今後の改善の方向性を議論。

18歳選挙権の法的インパクト 憲法…斎藤一久、民法…羽生香織、刑事法…武内謙治、全体から…横田光平/学校内外における生徒の政治活動の自由…大島佳代子/教育の政治的中立性と政治教育の自由…堀口悟郎/座談会18歳選挙権と政治教育・主権者教育…広田照幸、新岡昌幸、吉田英文、斎藤一久/対談麹町中学校内申書事件・所沢高校事件から考える18歳選挙権…保坂展人、淡路智典
予価本体1400円+税