雑誌詳細:法律時報  2011年5月号

2011年5月号 通巻 1034号

  • 紙の書籍
毎月27日発売
[特集1]
違憲審査手法の展望
定価:税込 1,646円(本体価格 1,524円)
在庫なし
発刊年月
2011.04
雑誌コード
08027
判型
B5判
ページ数
164ページ

内容紹介

違憲審査の手法をめぐる問題は、ここ数年の憲法学において最も進展のあるテーマの一つとなっている。近時の判例および学説の議論を振り返るとともに、今後の展望を行う。

【法律時評】

公文書管理法施行の意義と残された課題/右崎正博



■特集=違憲審査手法の展望



 違憲審査論の現在――特集のはじめに/小山剛



 第1部 審査基準論と三段階審査



  最近の「三段階審査」論をめぐって/市川正人

  「通常審査」の意味と構造/高橋和之

  「猿払基準」の再検討/宍戸常寿

  司法判断の諸相――アメリカ憲法学の一側面から/尾形健

  三段階審査論の行方/松本和彦



 第2部 立法裁量とその統制

  立法裁量と法の下の平等/新井誠

  ベースライン論――長谷部恭男教授の議論の検討を中心に/青井未帆

  判断過程統制の可能性/岡田俊幸

  立法不作為とその救済方法/畑尻剛



■緊急特集

 東日本大震災への緊急提言



  大震災・原発危機:緊急提案/阿部泰隆

  東日本大震災にみる原子力発電所の耐震安全性の確保の在り方について /川合敏樹

  東日本大震災と学術に求められる課題――日本学術会議の法学系の活動を中心に /戒能通厚

  東日本大震災・大津波と原発事故のもたらしている危機と困難を乗り越えるために……

    民主主義科学者協会法律部会緊急討論集会の記録/民主主義科学者協会法律部会理事会



●論説

  ロシア連邦憲法裁判所の判決――2010年/小森田秋夫・佐藤史人

  ドイツ法曹の再教育と専門化・下――職業担い手の数が常に増加することに対する応答

                        /インゴー・センガー(訳:福田清明)

  抽象的危険犯の検討――公務員の政治的行為をめぐる近時の判決を契機として/嘉門 優



【B&Aレビュー】

  高山佳奈子「医行為に対する刑事規制」●刑事法学の動き/米田泰邦



【民事判例研究】

  契約準備段階における信義則上の注意義務違反

  ――契約交渉決裂の主たる原因の所在をいかに考慮すべきか/福本 忍



【特別刑法判例研究】

  監査人である公認会計士につき、

  虚偽記載有価証券報告書提出罪等の共同正犯が認められた事例/小野上真也



【史料の窓】

  中国の「革命外交」と日本外務省/熊本史雄





新法令解説

文献月報・判例評釈

メモランダム

法律時報6月号(5月27日発売予定)予価1600円

特集=21世紀民事手続法の新展開

『司法制度改革審議会意見書』での諸提言の具体化の成否等を確認した上で、現時点における課題を析出し、それを克服するための基本的な方向性を提示する。